>新国際社会体制へ-1(上)
投稿者: etranger3_01 投稿日時: 2004/07/06 11:45 投稿番号: [46179 / 118550]
>新国際社会体制へ-1(上)
RE:[国連の理想的な姿]
>僕らのような現場側からの人間からすると、様々な分野での
国際法の甘さや硬さ(古い、苦笑)、UNの組織の硬直性等
から、本来UNが掲げている「理念」の実行に様々な支障を来たしている
のも事実なんです。
はい、またリアリストに戻らなくてはならない瞬間ですね。国連自身、その「理念」の実行が思うようになっていないことについては十分に自覚していますよね。
>で、ですね、
僕は、UNが本来掲げる「理念に立ち返るべきだ」と思ってまして
その為に必要な要素として
>1.UNが目指す理念の実現の根拠となる国際法也の明文化
そう、「codification of international law」ですね。国際慣習法や条約法による源泉に頼らない、絶対的な法が明文化。これは、学生時代から私が追いかけていた理想でした。しかし1995年当時は国際法の教授に「現代では夢物語でしかない」とハッキリ言われていたものでした。そこに切り込んだのが、ICCのローマ規程による、人類史上発の国際人道犯罪に対する罰則規定の明文化です。私は1999年にローマ規程の存在を知ったとき、この大いなる理想が実現される第一歩を踏み出したことを実感したのです。おそらくあの教授も、ローマで全世界120カ国によってあの規程が採択されたときには腰を抜かしたことでしょう(笑)
>a.UNとしての諜報情報収集能力の向上(児童虐待の悪い噂が絶えない
やくざ風な親父を見つけ出してトレースする機能とか、
抑止の為の事前情報収集ですね、笑)
同感です。国連が世界政府の準備局となる理想を掲げているのならば、国連独自の「情報収集・解析」機関は必要不可欠ですね。私は敢えて「諜報」という言葉は避けます(笑)それこそ国家のみに与えられた特権のようなものですからね。“現段階”で国連が諜報能力を持つのはどうなのか、やや懸念を覚えます。既存の国家主権とのバランスが課題ですね。
>b.実際に「事件や紛争」が発生した場合の当事国や周辺国及び
それらの国に利権を持つと考えられる他の主権国家が出す政策の
『判断基準となリうる法的根拠の整備』
>(僕がエトランジェさんが力点をおいてらっしゃるのはこの部分だと
思うんですが)
私はカカシさんとの議論においては、現存する法的根拠しか使っていないので、さらなる法的根拠の整備=国連憲章改革にも繋がるのでそういった考え方はいまの議論の中ではしていませんね。むろん、国連改革議論になったら、私は国連憲章の改正を第一に叫びますが、さすがにその具体論についてはまだ自分の中で出来上がっていません・・・。
>・特にこの部分のポイントは、僕としてはなんですが
武力行使を最後迄「非」とするものではないと思うんですね。
当然だと思います。ただ武力行使を「非」としないでlast resortとしての手段として温存しておきながらも、やはりそれに至るまでの過程で人知を尽くす。それが国連の基本理念だったと思いますので、その理念だけは廃れることなく維持しつづけてほしいと思いますね。
RE:[国連の理想的な姿]
>僕らのような現場側からの人間からすると、様々な分野での
国際法の甘さや硬さ(古い、苦笑)、UNの組織の硬直性等
から、本来UNが掲げている「理念」の実行に様々な支障を来たしている
のも事実なんです。
はい、またリアリストに戻らなくてはならない瞬間ですね。国連自身、その「理念」の実行が思うようになっていないことについては十分に自覚していますよね。
>で、ですね、
僕は、UNが本来掲げる「理念に立ち返るべきだ」と思ってまして
その為に必要な要素として
>1.UNが目指す理念の実現の根拠となる国際法也の明文化
そう、「codification of international law」ですね。国際慣習法や条約法による源泉に頼らない、絶対的な法が明文化。これは、学生時代から私が追いかけていた理想でした。しかし1995年当時は国際法の教授に「現代では夢物語でしかない」とハッキリ言われていたものでした。そこに切り込んだのが、ICCのローマ規程による、人類史上発の国際人道犯罪に対する罰則規定の明文化です。私は1999年にローマ規程の存在を知ったとき、この大いなる理想が実現される第一歩を踏み出したことを実感したのです。おそらくあの教授も、ローマで全世界120カ国によってあの規程が採択されたときには腰を抜かしたことでしょう(笑)
>a.UNとしての諜報情報収集能力の向上(児童虐待の悪い噂が絶えない
やくざ風な親父を見つけ出してトレースする機能とか、
抑止の為の事前情報収集ですね、笑)
同感です。国連が世界政府の準備局となる理想を掲げているのならば、国連独自の「情報収集・解析」機関は必要不可欠ですね。私は敢えて「諜報」という言葉は避けます(笑)それこそ国家のみに与えられた特権のようなものですからね。“現段階”で国連が諜報能力を持つのはどうなのか、やや懸念を覚えます。既存の国家主権とのバランスが課題ですね。
>b.実際に「事件や紛争」が発生した場合の当事国や周辺国及び
それらの国に利権を持つと考えられる他の主権国家が出す政策の
『判断基準となリうる法的根拠の整備』
>(僕がエトランジェさんが力点をおいてらっしゃるのはこの部分だと
思うんですが)
私はカカシさんとの議論においては、現存する法的根拠しか使っていないので、さらなる法的根拠の整備=国連憲章改革にも繋がるのでそういった考え方はいまの議論の中ではしていませんね。むろん、国連改革議論になったら、私は国連憲章の改正を第一に叫びますが、さすがにその具体論についてはまだ自分の中で出来上がっていません・・・。
>・特にこの部分のポイントは、僕としてはなんですが
武力行使を最後迄「非」とするものではないと思うんですね。
当然だと思います。ただ武力行使を「非」としないでlast resortとしての手段として温存しておきながらも、やはりそれに至るまでの過程で人知を尽くす。それが国連の基本理念だったと思いますので、その理念だけは廃れることなく維持しつづけてほしいと思いますね。
これは メッセージ 46091 (asean_peace11 さん)への返信です.
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