>WMD存在に足る証拠(中)
投稿者: etranger3_01 投稿日時: 2004/07/05 11:57 投稿番号: [46066 / 118550]
●ケイ氏のマスコミ発表とリポートの内容に食い違い?
>>「「核」の開発能力の有無(核弾頭、核運搬システム、核管理システム。核処理システム、総じてイラクが核開発戦略を持っていたことを証明すること)」【etranger】
>これは先のデイビッド・ケイのリポートで証明されたと私は思います。今その原文はこのコンピュターに入ってないのでカリフォルニアへ帰り次第、またお話します。訳したものをどこかで投稿してますが探すのはちょっと大変なのでまたあとで。
おかしいですね。2004年1月の段階で、ABCニュースのナイトラインで、ホストのテッド・コペル氏はケイ氏のことをこのように語っているようですが・・・これは事実に反するのでしょうか?
http://atfox.hp.infoseek.co.jp/xfile/iraq/kei.htm
「ケイ氏は報道に対して、きょうは上院情報委員会で発言されて、イラク戦争前に、生物化学兵器は存在しなかったという見解を述べました。また核兵器の製造能力には程遠かったとも述べました。」
またこの翻訳記事によると、UNSCOMは「大量破壊兵器は見つからなかった」と報告し、IAEAは「核開発計画の証拠は無い」と報告しているようです。ここは、私の記憶違いではなかったようですね。さらにCIAまでもが「大量破壊兵器の直接的証拠は一切無い」とホワイトハウスに警告しています。
●本当の意味での脅威論の解釈の違い
>エトランゼさんと私の違うところは、イラクの脅威についての解釈ですね。エトランゼさんはあくまで法律にこだわっている。私は現実的に脅威ある敵を倒す必要があるとおもってる。これが貿易であるとか、環境保全であるとかいった外交ならのんびり違法合法を議論する暇はあったかもしれない。しかしアメリカおよび世界の安全がかかっていた以上、そうもいっていられなかったというのが実情です。
脅威論と私の法治観念は関係ありませんよ。私の法的スタンスがイラクの実質的な脅威の度合いと結びつくという勝手な解釈をされては困ります。イラク脅威論については、私は基本的にケイ氏の次の言葉に同感しています。この考え方については、私はこれまで披露していませんでしたが、その根本にあるのはシルバー氏が翻訳してくださったロルフ・エケウス元UNSCOM委員長の『Iraq's Real Weapons Threat』にもあった考え方です。
ケイ「これまでイラクでは様々な出来事がありました。イラクの科学者達は経済的な機会を求めて、あるいは安全を確保するために、国を離れ、行方がわからなくなっています。彼らの行方を追うのは容易ではありません。おっしゃる通り、大量破壊兵器の本当の脅威は兵器そのものにあるのではなく、その技術、知識です。」
●それぞれの脅威論の実体
要は、私にとってはイラクの脅威はWMD開発の知識・ノウハウの流出による国際秩序への影響なのに対し、カカシさんやアメリカ政府は、WMDそのものの存在とその運用と、物理的な兵器・材料のテロリストたちへの流出が脅威であるとしており、それを根拠に、WMD破壊兵器の生産設備・施設の破壊を前提とする攻撃を行った─という流れになります。
ケイ氏や、WMD頭脳流出の脅威こそイラク(本来はイラクだけではありません。WMD保有能力のある国すべてです)の脅威の本質であると考える私のような人たちにとっては、その脅威を未然に防ぐための方法としては、武力による独裁政権の追放も有効ではあるが、国際協力による頭脳流出のための取り組みを行うのがまず先決だったのではないかと思えるのです。「はじめに攻撃ありき」な考え方では、ことの本質を見誤り、結果としてどのような大規模な作戦を展開しても根本的な解決にはならないことが問題となります。その実態を、いまの混迷するイラク情勢は示しているのではないでしょうか。
最近発見されてサリンやサイクロサリンは、テロリストたちに雇われた元イラク人科学者たちによって製造されている可能性も否定できません。だとすれば、現物が手に入れなくてもそのノウハウさえ手に入れれば、あとは闇ルートで部品を各国から調達してバラバラの部品でそれこそ核兵器まで製造できてしまうのではないでしょうか。私はこのことのほうがよっぽどの肉迫した脅威だと思えます。そして元イラク人科学者たちの頭脳流出を促進してしまったのが、ほかでもない今回のアメリカによるイラク攻撃ではないでしょうか。つまり、アメリカはWMDの真の脅威の拡散に一役を買ってしまった可能性があるということです。
>>「「核」の開発能力の有無(核弾頭、核運搬システム、核管理システム。核処理システム、総じてイラクが核開発戦略を持っていたことを証明すること)」【etranger】
>これは先のデイビッド・ケイのリポートで証明されたと私は思います。今その原文はこのコンピュターに入ってないのでカリフォルニアへ帰り次第、またお話します。訳したものをどこかで投稿してますが探すのはちょっと大変なのでまたあとで。
おかしいですね。2004年1月の段階で、ABCニュースのナイトラインで、ホストのテッド・コペル氏はケイ氏のことをこのように語っているようですが・・・これは事実に反するのでしょうか?
http://atfox.hp.infoseek.co.jp/xfile/iraq/kei.htm
「ケイ氏は報道に対して、きょうは上院情報委員会で発言されて、イラク戦争前に、生物化学兵器は存在しなかったという見解を述べました。また核兵器の製造能力には程遠かったとも述べました。」
またこの翻訳記事によると、UNSCOMは「大量破壊兵器は見つからなかった」と報告し、IAEAは「核開発計画の証拠は無い」と報告しているようです。ここは、私の記憶違いではなかったようですね。さらにCIAまでもが「大量破壊兵器の直接的証拠は一切無い」とホワイトハウスに警告しています。
●本当の意味での脅威論の解釈の違い
>エトランゼさんと私の違うところは、イラクの脅威についての解釈ですね。エトランゼさんはあくまで法律にこだわっている。私は現実的に脅威ある敵を倒す必要があるとおもってる。これが貿易であるとか、環境保全であるとかいった外交ならのんびり違法合法を議論する暇はあったかもしれない。しかしアメリカおよび世界の安全がかかっていた以上、そうもいっていられなかったというのが実情です。
脅威論と私の法治観念は関係ありませんよ。私の法的スタンスがイラクの実質的な脅威の度合いと結びつくという勝手な解釈をされては困ります。イラク脅威論については、私は基本的にケイ氏の次の言葉に同感しています。この考え方については、私はこれまで披露していませんでしたが、その根本にあるのはシルバー氏が翻訳してくださったロルフ・エケウス元UNSCOM委員長の『Iraq's Real Weapons Threat』にもあった考え方です。
ケイ「これまでイラクでは様々な出来事がありました。イラクの科学者達は経済的な機会を求めて、あるいは安全を確保するために、国を離れ、行方がわからなくなっています。彼らの行方を追うのは容易ではありません。おっしゃる通り、大量破壊兵器の本当の脅威は兵器そのものにあるのではなく、その技術、知識です。」
●それぞれの脅威論の実体
要は、私にとってはイラクの脅威はWMD開発の知識・ノウハウの流出による国際秩序への影響なのに対し、カカシさんやアメリカ政府は、WMDそのものの存在とその運用と、物理的な兵器・材料のテロリストたちへの流出が脅威であるとしており、それを根拠に、WMD破壊兵器の生産設備・施設の破壊を前提とする攻撃を行った─という流れになります。
ケイ氏や、WMD頭脳流出の脅威こそイラク(本来はイラクだけではありません。WMD保有能力のある国すべてです)の脅威の本質であると考える私のような人たちにとっては、その脅威を未然に防ぐための方法としては、武力による独裁政権の追放も有効ではあるが、国際協力による頭脳流出のための取り組みを行うのがまず先決だったのではないかと思えるのです。「はじめに攻撃ありき」な考え方では、ことの本質を見誤り、結果としてどのような大規模な作戦を展開しても根本的な解決にはならないことが問題となります。その実態を、いまの混迷するイラク情勢は示しているのではないでしょうか。
最近発見されてサリンやサイクロサリンは、テロリストたちに雇われた元イラク人科学者たちによって製造されている可能性も否定できません。だとすれば、現物が手に入れなくてもそのノウハウさえ手に入れれば、あとは闇ルートで部品を各国から調達してバラバラの部品でそれこそ核兵器まで製造できてしまうのではないでしょうか。私はこのことのほうがよっぽどの肉迫した脅威だと思えます。そして元イラク人科学者たちの頭脳流出を促進してしまったのが、ほかでもない今回のアメリカによるイラク攻撃ではないでしょうか。つまり、アメリカはWMDの真の脅威の拡散に一役を買ってしまった可能性があるということです。
これは メッセージ 46061 (etranger3_01 さん)への返信です.
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