kumeruoukokuさんへ その3
投稿者: grokworkdoll 投稿日時: 2004/06/26 02:29 投稿番号: [45202 / 118550]
(承前)
このポストモダン的状況認識というものには、カソリックの儀礼主義に対するカウンターとしてのプロテスタンティズムが牽引してきた「近代」を乗り越えようとするベクトルも含まれます。カソリックは、ヨーロッパの土着信仰を征服していくにあたっては、結構それらを取り込んで、習合してきた歴史的事実があるのですね。マリア信仰(それがデメテル信仰など古代女神信仰の名残であることをクメールさんは的確に見抜いています)もそうですが、逆にカソリックに取り込まれていきながら命脈を保っていった様々な土着信仰やハイブリッド宗教(ハイチブードゥや南米のサンテリアなど)も多くあり、つかず離れずの関係性のなかで結構うまく「神仏習合」がなされていたのです。対して、偶像崇拝を批判し、そこからカソリックの儀礼主義を批判し、清貧のなかにストイックな精神のエッジを研ぎすませていったプロテスタンティズムは、近代を牽引し、合理主義と科学を発展させ、あらゆる土着的なるものを排除したモダンの幻想を構築してきました。そういうストイックさが生み出した様々な歪みを反省し乗り越えようとするポストモダン状況にあっては、いささか分が悪いのは実はプロテスタンティズム、フリーメーソン思想、科学万能主義、グローバリズム、すなわち象徴としてのアメリカ、なのです。イスラムとプロテスタントは実は双子の兄弟ともいえる近代宗教の双翼なのですが、近代、モダンという概念自体が結局は欧米文化が自己を見つめる視線でしかなかったことから、イスラム社会はそこから一線を画してきた、一線を画されてきたといえます。イスラム法によるイスラム国家の誕生という出来事は、これはまー言葉遊びがすぎるかも知れませんが、アラブ・モダンとでも呼べるものなのかも知れません。時間の遠近法のさなかに失われた中間領域は地中海、ヘレニズム文化です。あーだいぶ論が乱暴になってきましたが笑、ともかくも、双子の兄弟にして互いに誤解されてきたこの距離が、今日の文明の衝突論の根底にあるのですが、まずは話を先に進めてみましょう。
やっとポストモダンまできましたが、いよいよ原理主義です。
この後、原理主義をへて、禅を基盤とする日本文化と中東危機の関係、そしてなぜ僕が執拗に案山子の書き込みを批判するのか、ついでになんで僕のアバターはいつも変なのか、まで到達するには、あと何文字くらい必要でしょうか。続きはまた今度。最終的には、あながちトピズレでもないと納得していただけることを祈りつつ笑
でも、すいませんやっぱりやめた、て気になっても、まーご容赦ください。
僕は宗教学者、という人ではありませんし、特にキリスト教に特化してる訳でもありません。まーいえば一SFファンですよ。
(つづく、かも)
このポストモダン的状況認識というものには、カソリックの儀礼主義に対するカウンターとしてのプロテスタンティズムが牽引してきた「近代」を乗り越えようとするベクトルも含まれます。カソリックは、ヨーロッパの土着信仰を征服していくにあたっては、結構それらを取り込んで、習合してきた歴史的事実があるのですね。マリア信仰(それがデメテル信仰など古代女神信仰の名残であることをクメールさんは的確に見抜いています)もそうですが、逆にカソリックに取り込まれていきながら命脈を保っていった様々な土着信仰やハイブリッド宗教(ハイチブードゥや南米のサンテリアなど)も多くあり、つかず離れずの関係性のなかで結構うまく「神仏習合」がなされていたのです。対して、偶像崇拝を批判し、そこからカソリックの儀礼主義を批判し、清貧のなかにストイックな精神のエッジを研ぎすませていったプロテスタンティズムは、近代を牽引し、合理主義と科学を発展させ、あらゆる土着的なるものを排除したモダンの幻想を構築してきました。そういうストイックさが生み出した様々な歪みを反省し乗り越えようとするポストモダン状況にあっては、いささか分が悪いのは実はプロテスタンティズム、フリーメーソン思想、科学万能主義、グローバリズム、すなわち象徴としてのアメリカ、なのです。イスラムとプロテスタントは実は双子の兄弟ともいえる近代宗教の双翼なのですが、近代、モダンという概念自体が結局は欧米文化が自己を見つめる視線でしかなかったことから、イスラム社会はそこから一線を画してきた、一線を画されてきたといえます。イスラム法によるイスラム国家の誕生という出来事は、これはまー言葉遊びがすぎるかも知れませんが、アラブ・モダンとでも呼べるものなのかも知れません。時間の遠近法のさなかに失われた中間領域は地中海、ヘレニズム文化です。あーだいぶ論が乱暴になってきましたが笑、ともかくも、双子の兄弟にして互いに誤解されてきたこの距離が、今日の文明の衝突論の根底にあるのですが、まずは話を先に進めてみましょう。
やっとポストモダンまできましたが、いよいよ原理主義です。
この後、原理主義をへて、禅を基盤とする日本文化と中東危機の関係、そしてなぜ僕が執拗に案山子の書き込みを批判するのか、ついでになんで僕のアバターはいつも変なのか、まで到達するには、あと何文字くらい必要でしょうか。続きはまた今度。最終的には、あながちトピズレでもないと納得していただけることを祈りつつ笑
でも、すいませんやっぱりやめた、て気になっても、まーご容赦ください。
僕は宗教学者、という人ではありませんし、特にキリスト教に特化してる訳でもありません。まーいえば一SFファンですよ。
(つづく、かも)
これは メッセージ 45201 (grokworkdoll さん)への返信です.
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