国際法・・ silverlining430さん
投稿者: asean_peace11 投稿日時: 2004/05/31 09:05 投稿番号: [41680 / 118550]
おはようございます。
どうもありがとうございます。
日曜日の夜にお付合い頂いて。。
僕も最初は持っていた国際法、戦時国際法(概略でしたが)の資料を
先に読み直してみた訳です。
で、アレ?っと思った。
仰るように国際法の基盤は国家主権ですから「内政問題」としての
治安維持(内戦、内乱を鎮める為の行為)に関しては、関係ないと言いますか
関与しない訳です(権内という言葉なのかな?日本語だと)
で、その内政問題が隣国等に飛び火して国家間同士の紛争になった時点で〜
というのも分かる訳です。
つまり、国際法としての内容は内容として理解出来るんですが、
それと、今回のアメリカの一連の行動とのリンクが見えなかった。
そのリンクを探そうと思いついたのが国家最高司令官でもある
アメリカ大統領のステートメントじゃないかな?という流れだった訳です。
湾岸戦争前のベーカー国務長官とアジズ外相の交渉でも
ベーカー国務長官がアジズ外相に執拗に発言した「計算違いをしている」が
妙に引っかかっていたんですが。。
(手持ちの資料からですが)、何を計算違いしているんだろ?と
実は僕は分からなかった(笑)
「俺達ちゃ、ヤル時やぁヤルだぞっ!」っということをイラク側が
理解していないのか?(そんな幼稚な訳ないだろうし・・)
で、実際に9.20の議会演説から読み返してみると・・・
いきなり「戦争状態だ!」という所からスタートしている訳です。
つまり、国際法の開戦規定からじゃなくて交戦規定の部分から入ってる
(と読み取れる言い回しな訳です)
(シルバーさんが仰ってた”突飛な〜”という部分だと思います)
これだけなら、これ迄同様の正規戦であれば「ちょと待てよ、開戦規定はどうした?」
と言える訳ですが、その後のセリフでテロとの戦い(不正規戦)を持って来て
更に「あらゆる手段を用いて〜」とも言っている訳です。
つまり先ず最初にアメリカ国内で発生した9.11を治安問題から
先ず「戦争状態であることを宣して」アメリカの主権を残したまま、
対外問題へシフトさせている(と僕はあの演説が見える訳です)
これは詭弁だとか論旨のすり替えでも何でもなくてあくまでも戦時下での
戦略としては相当なモノだと思える訳です。
ですから、国際法(戦時国際法)の自明だとする論点からだと、
あの演説がある限り例え突っ込んだとしても
「こうちゃんと言ってるじゃないか」と反論出来る構造になっている。
(国家間紛争(正規戦)と対テロ戦(不正規戦)に関してですね)
更に、
アメリカ合衆国という唯一の超大国である最高権力者が議会と言う場所で
発言した内容ですから、言葉の持つ責任性も明確にされている上に
演説の中でも「世界で唯一の大国である〜」と駄目押しを打っている。
つまり、言質に取られること自体を逆手に取った非常に高度な戦略性の高い
ステートメントになっていると僕は思う訳です。
で、その後の国連演説(2003年9月)等の中では「人道」、「主権委譲」と言った内容を実例を上げながら
治安維持に問題が移っているとしていますよね。
ですから、こうしたアメリカの高度な戦略にイラクでもアルカイダ側でもが
対抗しようとするならば、シルバーさんが仰るように
さっさと国際司法裁判所へ持ち込めば良かった思いますね。
しかし、それが出来なかった、
イラク側は多分今回も前回の湾岸戦争と同様の計算違いをして、
アメリカ側の真意を読み切れなかった
テロリスト側はかかしさんへのレスで僕が書いたように
意思統一そのものが難しいので戦略性そのものが期待出来ない。
そういう意味から僕は久々に「人がいいだけの間抜けじゃないアメリカ」
を見たような気がしていますし
国連もハーグも相当に重い課題を背負ってしまったと僕は考えています。
(日本人がハーグを支えている訳ですから日本の役割は大きいとも思っています)
しかし、本当に勉強になりました
ありがとうございました。
どうもありがとうございます。
日曜日の夜にお付合い頂いて。。
僕も最初は持っていた国際法、戦時国際法(概略でしたが)の資料を
先に読み直してみた訳です。
で、アレ?っと思った。
仰るように国際法の基盤は国家主権ですから「内政問題」としての
治安維持(内戦、内乱を鎮める為の行為)に関しては、関係ないと言いますか
関与しない訳です(権内という言葉なのかな?日本語だと)
で、その内政問題が隣国等に飛び火して国家間同士の紛争になった時点で〜
というのも分かる訳です。
つまり、国際法としての内容は内容として理解出来るんですが、
それと、今回のアメリカの一連の行動とのリンクが見えなかった。
そのリンクを探そうと思いついたのが国家最高司令官でもある
アメリカ大統領のステートメントじゃないかな?という流れだった訳です。
湾岸戦争前のベーカー国務長官とアジズ外相の交渉でも
ベーカー国務長官がアジズ外相に執拗に発言した「計算違いをしている」が
妙に引っかかっていたんですが。。
(手持ちの資料からですが)、何を計算違いしているんだろ?と
実は僕は分からなかった(笑)
「俺達ちゃ、ヤル時やぁヤルだぞっ!」っということをイラク側が
理解していないのか?(そんな幼稚な訳ないだろうし・・)
で、実際に9.20の議会演説から読み返してみると・・・
いきなり「戦争状態だ!」という所からスタートしている訳です。
つまり、国際法の開戦規定からじゃなくて交戦規定の部分から入ってる
(と読み取れる言い回しな訳です)
(シルバーさんが仰ってた”突飛な〜”という部分だと思います)
これだけなら、これ迄同様の正規戦であれば「ちょと待てよ、開戦規定はどうした?」
と言える訳ですが、その後のセリフでテロとの戦い(不正規戦)を持って来て
更に「あらゆる手段を用いて〜」とも言っている訳です。
つまり先ず最初にアメリカ国内で発生した9.11を治安問題から
先ず「戦争状態であることを宣して」アメリカの主権を残したまま、
対外問題へシフトさせている(と僕はあの演説が見える訳です)
これは詭弁だとか論旨のすり替えでも何でもなくてあくまでも戦時下での
戦略としては相当なモノだと思える訳です。
ですから、国際法(戦時国際法)の自明だとする論点からだと、
あの演説がある限り例え突っ込んだとしても
「こうちゃんと言ってるじゃないか」と反論出来る構造になっている。
(国家間紛争(正規戦)と対テロ戦(不正規戦)に関してですね)
更に、
アメリカ合衆国という唯一の超大国である最高権力者が議会と言う場所で
発言した内容ですから、言葉の持つ責任性も明確にされている上に
演説の中でも「世界で唯一の大国である〜」と駄目押しを打っている。
つまり、言質に取られること自体を逆手に取った非常に高度な戦略性の高い
ステートメントになっていると僕は思う訳です。
で、その後の国連演説(2003年9月)等の中では「人道」、「主権委譲」と言った内容を実例を上げながら
治安維持に問題が移っているとしていますよね。
ですから、こうしたアメリカの高度な戦略にイラクでもアルカイダ側でもが
対抗しようとするならば、シルバーさんが仰るように
さっさと国際司法裁判所へ持ち込めば良かった思いますね。
しかし、それが出来なかった、
イラク側は多分今回も前回の湾岸戦争と同様の計算違いをして、
アメリカ側の真意を読み切れなかった
テロリスト側はかかしさんへのレスで僕が書いたように
意思統一そのものが難しいので戦略性そのものが期待出来ない。
そういう意味から僕は久々に「人がいいだけの間抜けじゃないアメリカ」
を見たような気がしていますし
国連もハーグも相当に重い課題を背負ってしまったと僕は考えています。
(日本人がハーグを支えている訳ですから日本の役割は大きいとも思っています)
しかし、本当に勉強になりました
ありがとうございました。
これは メッセージ 41663 (silverlining430 さん)への返信です.
固定リンク:https://yarchive.emmanuelc.dix.asia/552019567/bpa5a4a5ia5afipno9tbbh_1/41680.html