対イラク武力行使

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憲法9条:zionisatouさん①

投稿者: silverlining430 投稿日時: 2004/05/27 15:05 投稿番号: [41234 / 118550]
zionisatouさんが、なぜ「派兵」という言葉を用いたのか。その理由は分かりました。この言葉はもともと社民・共産両党の専売特許的な言葉だったものなので、ちょっと不思議だったんです。

ただ、zionisatouさんが憲法9条の「廃棄」ということまで視野に入れた上で、自衛隊の「派兵」という言葉を意識的に用いているとなると、平和強制のための武力行使(つまり湾岸形の多国籍軍)や武装勢力に対する本格的な掃討作戦への自衛隊の参加にまで話が広がるのではないかと思いますが、この点についてはどのようにお考えでしょうか?

僕は、日本の専守防衛に特化した外交戦略を、今後も変更すべきではないし、専守防衛に徹するには憲法9条の存在は不可欠だろうと考えています。そして、専守防衛が基本姿勢であるからこそ、自衛隊は軍事組織でありながら、海外での活動は文民組織的な性格のものになっており、その文民組織的な活動こそが、実は自衛隊がPKOにおいて最も得意としているところでもあり、国際社会も自衛隊のそうした文民的な役割を評価し、期待しているということだと思うのです。

一方で、平和強制における制裁的な武力行使や、PKOにおける軍事的な役割は、自衛隊は苦手なはずです。PKOにおける治安維持部隊としての活動はまだしも、治安を乱す不穏勢力に対する本格的な掃討作戦を行うことなどは、今の自衛隊には不可能だろうと思うのです。

理由は、自衛隊の持つ兵器体系が極めて防御的であるということに尽きます。武装勢力を本格的に掃討するとなると、それなりに射程距離の長い武器を持つ必要がありますが、自衛隊が海外に持ち込む武器は射程距離が短いものばかりです。したがって、こちらから武装勢力に攻撃を仕掛けるなどということは無謀なだけでできず、自衛隊は兵器体系の特徴からも、積極的に攻撃することなどできないという制約を受けていると言えます。

では、自衛隊が武装勢力の掃討作戦を行うにはどうしたらよいのかというと、武器の射程距離の短さを補うため、他国の部隊と連携し、Regimental Combat Team(RTC=本格的連隊戦闘団)を編成する必要があります。しかし、イラクでもそうですが、自衛隊は普通化連隊という形でPKOなどで派遣されています。しかし、普通化連隊なんかでは、とうてい武装勢力を掃討することなどムリです。

さらに憲法9条を遵守し、武器の使用を自衛目的に限定するため、自衛隊が海外で活動する際には、RTCには参加しないということを他国の部隊と約束しているはずです。
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