対イラク武力行使

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>ノブレス・オブリージュ

投稿者: urbannet2 投稿日時: 2004/05/11 01:22 投稿番号: [39466 / 118550]
  横レスですが。

  ノブレス・オブリージュNoblesse   Obligeなるフランス語箴言の意味、私が昨年教育カテで貴兄と対話したときにもかんちがいなさっていたようですので、私めが僭越ながらご注意もうしあげたのですが、やはりご理解いただけなかったようですね。

  この箴言の出典は_Maximes et Reflexions_(dec de Levis, 1808)で、意味はお書きになっているような「高い身分に伴う義務」ではなく、
「貴族身分というものは義務を課す」
です。

  noblesseは「貴族身分」という意味の名詞で、oblegeは動詞obliger(不定詞形。意味は「義務を課す」)の三人称単数直説法現在です。

  要するに「貴族という身分は、貴族という身分に属する人々に、それなりの義務を課す」
ということです。
  ですから貴族身分という限定つきであり、いかに富裕であろうが貴族身分ではない人々はあてはまりません。
  逆に言えば貧乏であっても貴族身分であれば義務を負うという意味です。

  このことは、貴族制度のない米国を基準にするとわかりませんが、欧州のことを考えれば一発でわかります。

  欧州の貴族が負う義務とはなにか。それは日本人である私にはしょせんわかりませんが、憶測で言えば、庶民を保護する義務、戦争があれば庶民より先に先頭に立って国を守り戦う義務(庶民は国をすてて逃げることもゆるされるが、貴族はゆるされない)、庶民を下に見る義務(義務というのは変だがまあ義務)
などではないでしょうか。
  貴族はなるほど庶民のように汗水流して働く必要はないかわり、庶民の負わなくてすむ義務を負っている。
 
  高い身分に伴う義務というような崇高なもの<だけ>ではないとおもいます。
  すくなくとも、欧州貴族が義務を負わなくてはならないことの裏には、庶民を下に見る、庶民を差別する、ということがかならずあるわけですので。

  フォークランド戦争のとき、英国王子が(皇太子は王位継承があるので、皇太子以外の王子)が戦闘機を操縦して前線に出撃し、英国民に
「さすがにroya lduty(王族の義務)をはたしている」と賞賛されましたが、ああいうものが貴族の負う義務だと思います。

  日本の天皇家ももっと義務をはたしてよいとおもいます、私はね。
  税金でのうのうと食うだけではなく、自衛隊がイラクで人道支援をさせられているのなら、皇太子三きょうだいもあっちでヴォランティアでもすれば、と個人的にはおもいますね、展覧会などにのんびり行っていないで。

  政治家も自分の息子や娘を自衛隊に仮入隊させるなり、ヴォランティアをさせるなりすればよいわけですよ。
  貴族ではないけれど上に立つ者、ことに人道支援を言いだした者の義務として。

  自分の息子娘を戦地に送ることもしない政治家の国、元首(天皇)一家がのうのうとして自衛隊やヴォランティアが苦労する国なんか、だれが信用しますかということです。
  戦前戦中の天皇制度には問題がひじょうにあるけれど、当時の皇族はすくなくとも戦地には赴きましたよね、最前線には行かないにせよ。
  私は天皇家は京都御所で神道をまもり日本文化をまもって過ごせよ、という考え方なので、これ以上書くと過激になるからひかえますけれど。
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