日米安保条約第5条
投稿者: masajuly2001 投稿日時: 2004/05/01 06:22 投稿番号: [38340 / 118550]
法律の文章というのは、どうにでも解釈できるってところがあるのが、けっこう厄介なんだけど、日米安保条約第5条もその一種。これを根拠に米国が日本を守ってくれるとか思い込んでいる人が多い。しかし、契約書類なんかを読んでいて、この条文を読むと何も言っていないのと同じことであることが理解できる。
第5条(共同防衛)
各締約国は、日本国の施政の下にある領域における、いずれか一方に対する武力攻撃が、自国の平和及び安全を危うくするものであることを認め、自国の憲法上の規定及び手続に従つて共通の危険に対処するように行動することを宣言する。
ARTICLE V
Each Party Recognizes that an armed attack against either Party in the territories under the administration of Japan would be dangerous to its own peace and safety and declares that it would act to meet the common danger in accordance with its constitutional provisions and processes.
日本文では「共通の危険に対処するように行動する」、英文では「it would act to meet the common danger」となっていることに注目。「行動する」とは、どういうことか。「行動する」って言ったって、いろんな行動があるから。「行動する」内容が規定されていない以上、どうにでも解釈できる。極論すれば、攻撃してきた相手に文句を言うだけでも、「行動」になるんじゃなかろうか。つまり、「攻撃してきた相手に武力を持って」とか、「少なくとも自国が武力攻撃された場合に自国が用いるのと同じ方法あるいは手段をもって」とかの但し書きがあれば別だけど、これを、米国が日本を守るとする根拠にすることはできない。純粋に日米間の契約内容としてこの条文を読めば、そういうことになる。
この意味では、石原慎太郎さんの「アメリカが日本を守らないなら...」とかって発言は、しっかりした認識に基づいていると言えるんじゃなかろうか。
第5条(共同防衛)
各締約国は、日本国の施政の下にある領域における、いずれか一方に対する武力攻撃が、自国の平和及び安全を危うくするものであることを認め、自国の憲法上の規定及び手続に従つて共通の危険に対処するように行動することを宣言する。
ARTICLE V
Each Party Recognizes that an armed attack against either Party in the territories under the administration of Japan would be dangerous to its own peace and safety and declares that it would act to meet the common danger in accordance with its constitutional provisions and processes.
日本文では「共通の危険に対処するように行動する」、英文では「it would act to meet the common danger」となっていることに注目。「行動する」とは、どういうことか。「行動する」って言ったって、いろんな行動があるから。「行動する」内容が規定されていない以上、どうにでも解釈できる。極論すれば、攻撃してきた相手に文句を言うだけでも、「行動」になるんじゃなかろうか。つまり、「攻撃してきた相手に武力を持って」とか、「少なくとも自国が武力攻撃された場合に自国が用いるのと同じ方法あるいは手段をもって」とかの但し書きがあれば別だけど、これを、米国が日本を守るとする根拠にすることはできない。純粋に日米間の契約内容としてこの条文を読めば、そういうことになる。
この意味では、石原慎太郎さんの「アメリカが日本を守らないなら...」とかって発言は、しっかりした認識に基づいていると言えるんじゃなかろうか。
これは メッセージ 1 (topics_editor さん)への返信です.
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