対イラク武力行使

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>>>北朝鮮:やられ損

投稿者: urbannet2 投稿日時: 2004/05/01 00:36 投稿番号: [38324 / 118550]
  こまかいところをつついて申し訳ありません。

  引用なさっている日米安保第五条、英文と日本文を比較すると、確かにおっしゃるように、ニュアンスの違いが感じられます。

  ただし、(   )付きで追加なさっている点に関しては、<(あろう)>は妥当だと私も思いますが、<(可能性がある)><(た場合)>は不要だというのが私見です。

  おそらく<(可能性がある)><(た場合)>を追加なさった理由は、that以下の名詞節の述語動詞   would   を仮定法過去と解釈し、仮定法本来の意味である「客観的事実とは別個の主観的な叙想」とお考えになってのことかと思います。

  学校文法では確かに仮定法を「客観的事実とは別個の主観的な叙想」と教えますが、実際には仮定法は語調をやわらげるための婉曲話法、一種のていねい語として使用されることがひじょうに多い、というのはごぞんじかと思います。

  私の解釈は、このセンテンスのwould二カ所はともに、婉曲話法、一種のていねい語であろう、というものです。
  つまり事実とは別個の主観的な叙想という意味合いはほとんどないと考えます。
 
  要するにここは直説法のwillを使用してもかまわないのだが、willを使用するとあまりにも語調が強すぎ、外交文書としては表現が過激という印象があることは否めない。
  よって単に語調をやわらげるために、wouldを使用した、と私は考えます。

  意味においてwillと同じであるとすれば、
「武力攻撃が自国の平和および安全を危うくする認めるか認めないかは一概に言えないが、かりに認めた場合には」
ではなく、
「武力攻撃が自国の平和および安全を危うくすることはほぼまちがいないであろうと認める」
の意味になります。

  なおrecognizeは別として、declareのあとにくる名詞節には、仮定法現在がもちいられることが多いとされますが、
(つまりこのセンテンスで言えばwould   actではなく、主語がitであっても一人称現在のactがくる)
ここで仮定法現在が使用されていないのは、仮定法現在を使用することが多いという慣用の圧力よりも、未来のことに関する意見表明の意思がこのセンテンスにはつよくはたらいているからでしょう。
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