対イラク武力行使

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問題は真の復興・治安回復の道筋(2)

投稿者: peacemaker_true 投稿日時: 2004/04/11 02:10 投稿番号: [36302 / 118550]
(2) イラク復興・治安回復に関してアメリカでなく国連主導であれば、事態は変わっていたかどうか。
  私見では、国連憲章にのっとり、当初からアメリカ主導でなければ事態は変わっていたと思います。国連主導ならば、戦前も大量破壊兵器の査察が徹底に行われていたであろうし、そもそも戦争は回避されていたかもしれません。フセイン政権の人権弾圧を非難するのであれば、そうした国際的ルールをつくるべきでした。しかし、そうなれば、親米政権の幾つかも打倒・転覆を免れなかったために、そうした根本的解決はなされなかったと思います。
  戦後の復興資金の点でも、イラク国民の財産でそれが賄われるのではなく、賠償と言う形でアメリカが拠出しなければならなかったでしょう。国連は現在でもそうした追求をすべきですし、劣化ウラン弾などの非人道的兵器使用も非難するべきでしょう。
  確かにあなたの言うとおり、国連そのものもテロの対象になっていました。それは、国連が前述のような本来果たすべき役割を果たしていないからだ、と思います。実際、国連がその憲章に基づいて行動していない事実があります。国連がその決議で幾度もイスラエルのパレスチナ地域への武力行使に非難をしようとしているのにも拘らず、アメリカの反対で決議に至らなかった事実が示すように、アメリカの力が影響して国連がその役割を十全に果たすことが出来なかったことは多々あります。アメリカだけではなく、冷戦期にはソ連の影響でもありました。現在も安保理常任理事国の一カ国でも反対すれば(拒否権を持っているため)国連は機能不全に陥りました。
  今回のイラク問題で国連がテロの対象となったのは、国連憲章に違反している米政権、米軍の横暴に対し、国連が米を非難する点で不十分であるために、国連が米ブッシュ政権に屈服しているという風に映っているからだと思います。
  私の主張は直ぐに実現できるものではないと思います。国際社会の政治的力関係がそれを許さないからです。アメリカが最大の軍事力を持ち、その影響力を自国の利益を優先するあまり、二度の世界大戦を通じて築いた暫定的に当然視されるべき国連憲章のルールにものっとらないというのが、その最大の障害になっているからです。
  しかし、考えなければならないのは、国際紛争をどのように解決するのかです。今回のイラク紛争の状態を放置するままでは、国際法のルールはないがしろにされ、紛争解決は混沌とするばかりです。
  要するに、戦後復興において重要なのは、国際社会の合意と協力、復興側の国民の合意と協力が得られる統治機構が確立される必要があると言うことだと思うのです。そうした場合、どこか一国がそれを主導するのではなく、一定の原則を国際的に確認された国際社会の議論が保証される機関のもとでなされる必要があると思います。現在のところ、国連がその役割を果たすべきだと思います。が、そうした機能を果たすために国連そのものも改革される必要があるでしょう。
  長くなりましたが、以上です。
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