対イラク武力行使

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移民ヒスパニックの戦死−(2)

投稿者: need2003jp 投稿日時: 2004/02/06 15:11 投稿番号: [31755 / 118550]
  さて、米国では国籍がなくても、永住権(グリーンカード)を持っていれば米軍兵士になれる。メディアは彼らのことを、「グリーンカード兵」と呼ぶ。
  へススに死後与えられた米国籍をフェルナンドは「いらない」と反対したが、へススの妻セインの希望を尊重して結局は受け入れた。セインには、政府から25万ドル(約2700万円)の補償金が支払われ、2歳の長男エリックは、大学卒業までの学費が免除される。
  2002年7月、軍隊に入れば優先的に米国籍を与えると、ブッシュ大統領が発表して以来、軍に応募する移民が増加。総兵力141万人の米軍で、国籍をもたない兵は約37000人とされる。
  2003年3月に始まったイラク戦争では、グリーンカード兵が大勢亡くなった。公式の戦死者数は不明だが、その多くがへススのような中南米出身の移民ヒスパニックだった。米国では、最大のマイノリティー(少数民族)集団だ。
  祖国でもない国のために戦うのはなぜか?スペイン語紙「オピニオン」の記者ピラール・マレロは次のように説明する。
  「軍に入れば奨学金や米国籍が手に入る。アメリカン・ドリームに近づくための1つの手段だ。この国の一部になれるという感覚もある。死という悪夢に終わることもむあるけど・・・」
  カリフォルニア大学のロサンゼルス校(UCLA)の講師ホアキン・アビラは、次のように話した。
  「貧しい移民にとっては、経済的な事情が大きい。教育や職業の機会をくれた米国への感謝という側面もある」
  カリフォルニア州南部のコスメタサからイラク戦争に出征し、開戦直後に21歳で戦死した海兵隊員ホセ・アンヘル・ガルバイ(メキシコ出身)は地元警察署から名誉警察官の称号を贈られた。
  ホセは生前、「戦争に行って英雄になる」と話していた。母のシモナ(53)は、「死んでから米国籍や名誉を得ても何の意味もない」と嘆く。
  日本の自衛隊のイラク派遣についても、シモナは涙した。
  「なぜ米国のために死ななければならないの。あなたの国の母親にわたしと同じ思いをしてほしくない」(続く)
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