対イラク武力行使

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ある宣教師の話 (2)

投稿者: oxnardnokakashi 投稿日時: 2003/10/27 04:56 投稿番号: [27429 / 118550]
それでイラク人のためと思って反戦運動をしてきたジョセフさんは突然とうの本人たちの意見を確かめようとしたことがなかったことに気が着き愕然としました。そしてバグダッドにいる「人間の盾」といわれるひとたちに「君たちは一般のひとたちが何を求めているかきいてみたことがあるのかい?」ときくと「聞く必要なんかないよ。解ってることなんだから。」といういわれてびっくりしたとか。

『私は間違っていた!   よくも彼等のためになどといえたものだ!   彼等が何を求めているかきこうともしなかったくせに!』 というわけでジョセフさんは親戚の紹介でイラク政府に気取られないようにシリア族以外の一般イラク人の家庭を数々訪問しビデオに彼等の体験談を吹き込みました。そんなテープを作ったり作成に協力したことがばれれば厳罰はのがれられません。インタビューに応じてくれたのは元軍人、タクシーの運ちゃん、などいろいろでした。しかし口を揃えて「戦争を呼んでくれ。覚悟は出来ている。もう充分苦しんだんだから。私たちは死んでも、誰かは生き残る。子供たちの世代のためにもどうか戦争をおこしてくれ!」「アメリカの空襲なんかこわくないさ。やつらは一般人をねらったりしないからね。こわいのはフセインの軍だよ。やつらは戦争になったらなにをしだすかわからんからね。でもこの戦争が唯一の希望なんだ」と言われたそうです。

ジョセフさんは戦争がはじまって道路が塞がれないうちにイラクを去ることにしました。その国境で彼の乗ったタクシーがガードの兵隊に詰問をうけなんと鞄の中身を全部だされて録音したビデオもすべて発見されてしまったそうです。これでおしまいだバグダッドへ連れ戻されて拷問されると覚悟を決めた時なぜか兵士はビデオテープをすべてそっくり返してくれたそうです。
『兵士の表情は私の記憶にこおりついている。その悲しげな怒り、そして最後にみせたしずかな満足感。かれは首をふって何も言わずに大事なビデオテープを返してくれた。声のない叫びの入ったそのテープ。彼はなにも言う必要はなかった。監獄の国イラクでの言葉を私は学んでいた。恐怖の中で言葉にできないものに残された言葉、それは人の親切心。

『兵士がゆっくりとテープを返してくれながら、彼は彼なりにわたしに訴えたのだった。私の叔父がいったように、タクシーの運ちゃんがいったようにレストランの男がいったように、元軍人が行ったように、

「お願いです。世界にそのテープをみせてください。どうか助けて。どうか早く」』

平和だ反戦だと騒ぎ立てる活動かに是非読んでほしい一筆でした。
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