対イラク武力行使

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>>鳥越俊太郎さん

投稿者: moriya99 投稿日時: 2003/10/21 22:57 投稿番号: [27399 / 118550]
書かれていることは全面的に賛成です。

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鳥越俊太郎氏も、かつては特派員としていろんな現場に身を置き、ジャーナリストの感性を磨いて来たに違いない。昔の写真なんかを見ると、まだまだ「飢え」が健在だったという目つきをしている。
筑紫哲也氏も、かつては現場主義に徹したジャーナリストのひとりだったが、やはり、年老いてその鋭さはなくなってしまった。今では、世論誘導だと批判を浴びる一面もある。
>>

ちょっと、感覚的にそれだけじゃない、という気分がありますね。
深い絶望があるのじゃないかな。老いただけでなくて。老いても闘う人は闘いますからね。老いた人が本当に闘うと、神鬼迫って、世の中を動かす例も多いですよ。

ちょっと、私、鳥越さんも、筑紫さんも、しいては田原さんも分かる気がするんですね。老いだけじゃない。

本当のことが好き。私もどっちかというとそっちの人間らしい。友人や仲間にも言われて来た。損得よりも、本当のことが知りたい、本当のことで渡り合いたい。

だが、最近、いい加減になってきた。以前は、無茶苦茶だと腹を立てていても、どっかで骨のある人にぶつかった。政治家も官僚も企業人でも…。ちょっと闘う気になった。

だが、最近いないのですよ。どこまで行ってもズブズブ…。人材の劣化が激しいですね。太陽が東から昇って、西に沈むのすら理解して貰えない感覚がある。

沈む夕日を旭だと言い張る人を前にして、どうしようもない。旭か夕日か考えない人を前にしてはどうしようもない。客観的に証明して論理的に説明しようと、援軍を頼んでも、物差しを持ち出しても、その援軍に呼んだ人も論理能力がない。物差しの使い方も分からなくなっている。それがあっちに行ってもこっちに行っても、起きている。警察も裁判も、政治家も官僚も、財界も実業界も、みな奇怪しい。骨がない。

打つ手なし、という絶望感に包まれているというか、諦念しかないのじゃないですか。梃子になる人材すら見つからないんですよ。

いつの間に、人材がこんなに劣化してしまったのだろう。戦争中と戦後を知っている世代には、まるで化け物のような世界が拡がっている。化け物にどう抗っても意味がない。真実など出てこない。そんな虚無感があるのじゃないかな。

未来を子孫のために心配しない訳じゃない。責任がないと思っている訳じゃない。だが、非ユークリットの世界でもみるような世界で何ができる…。そんな気分に覆われているのじゃないかな。

戦争の意味のなさ。戦争は一握りの者のために数億の人間が犠牲になるもの。そうしたことが伝わらない。人間が堕落するのはこんなに怖いものか。ここでも問題になっているように、自分が政治家か政府と結びついて大企業の社長のような視線でしか、戦争をみない。テロをみない。経済をみない。年金破綻もみない。

うっかり許したら、自分は踏みつぶされる方なのだ、と気付かない。利益を得る立場と勘違いしている。いつの間にか、心が腐敗に慣れてしまった。

暖衣飽食とは、こんなものか。我々が望んで後進のために残そう、漕ぎつけようと努力してきた、闘ってきて辿りついた岸辺はこんな場所だったのか。人の心に志がない。

あらゆる分野で人材が劣化している。一分野程度なら闘える…。だが、劣化があらゆる分野に渡っているのを知った時に、もう、真実を訴える相手がいない、のですね。語りかける相手がいないのですね。

どっかにいるかも知れない。だが、それは極限状態でも経験した若い人しか見いだせないのかも知れない。だが、若い人は極限状態を知らない。

真実を伝える相手を失ってしまった者の嘆きが分かりますか。そんな声も聞こえてくるような気がするんですね。
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