民営化・自由化の本質
投稿者: masajuly2001 投稿日時: 2003/10/02 18:29 投稿番号: [27290 / 118550]
民営化・自由化というとき、俺たちは経済効率性の視点でのみ考える。なぜなら、官僚の腐敗とかを交えて、マスコミがそういう視点でしか報道しないからだ。しかし、これは正しいのだろうか。すでに銀行は米国資本の手に渡っている。他にもかなりの資産がすでに海外資本の手に渡っているだろう。あらゆるものを民営化・自由化して、いったいどうなるのか。すでにその好例がある。
マイクロソフトという米国企業を思い出して欲しい。競争相手がいる場合、この会社はその分野で格安の料金を出し、相手を潰してきた。俺たちにお馴染みのものとしては、ワープロの一太郎、ブラウザのNetscape、表計算ソフトの1−2−3がある。ところが、実質的に相手を潰し、業界標準の位置を得ると、後はやりたい放題。この値下げの時代に価格据え置き、あるいはさまざまな方法で実質値上げという方法をとっている。OSのWindowsは、当初からほぼ独占状態だから、やりたい放題は当然のことで、それがマイクロソフトが超優良企業であり、ビル・ゲーツさんが長者番付の一位になっている理由だ。
例えば電気や水道が民営化されて、米国資本の手に渡ったと仮定しよう。食糧が完全自由化されて、そのほとんどを海外に頼るようになったと仮定しよう。マイクロソフトのケースと同じことが起きないと、誰が保証できるだろう。そうなった場合、日本人は海外資本によって完全に首根っこをつかまれることになる。多くの人は、こんなインフラの基本的なものが海外資本に渡るなんて、と考えるかもしれない。しかし、そのことを禁止する法律が日本にあるのだろうか?郵政や道路公団の民営化なんては、次の本当のインフラ、生命線に入る前の序の口にしか過ぎないのではないだろうか。本丸に入る前は、いかにもいい条件が出されるだろう。新生銀行のように(まあ、不良債権ゼロからスタートしたようなもんだから、当たり前と言えば当たり前か)。しかし、本丸に入ってからは...。この恐ろしさはどのようなものだろうか。正にイラクはその恐ろしさの真っ直中に陥れられようとしている。
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