対イラク武力行使

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>>歴史観と外交

投稿者: bin5ban5 投稿日時: 2003/04/23 21:28 投稿番号: [25703 / 118550]
> ①宗教が政治にコミットしないのと同様に歴史も政治の中で判断すべきではない。

政治と歴史については、「国際平和」を実現するために「正義」と「秩序」のバランスをどのようにとっていくか、という考え方が重要ではないでしょうか。法的安定性を安易に求めてしまうと、弱肉強食の世界になって、反って秩序が乱されてしまう危険性があります。

そして、歴史は「現在」の問題と分かち難く結び付いています。例えば、日本とロシアとの外交関係では、日本の領土を侵略から守り抜くという意思表示として、北方領土返還を要求し続けていく必要があると私は思います。また、海外での日本国民に対する人権侵害を容認しないという意思表示としてシベリア抑留についてもロシアに謝罪を求めるべきです。あるいは、日本の問題に限らず、パレスチナ問題についても、ガザ地区、ヨルダン川西岸のイスラエルによる占領地を歴史的事実として認めしまっては、ユダヤ人とアラブ人の平和的共生を実現することが極めて困難になるでしょう。

宗教についても、政教分離と信教の自由、表現の自由の兼ね合いを考慮しなくてはならない事例が少なくありません。

> ②こと謝罪に関しての中には、教科書問題などあきらかな内政干渉が含まれている。

内政干渉についても、国家主権と国際協調、人権などとのバランスを考えて、柔軟に対応する姿勢が大切だと思います。

私自身は以前に書いた通り、教科書問題に関しては周辺国に配慮することに基本的に賛成です。

あるいは、NPTを脱退した北朝鮮に核開発全面放棄を要求することも、あきらかな内政干渉ですが、国際的な秩序と平和を維持するために必要な措置です。

謝罪したからといって卑屈になることはありません。個人の関係と同様、国家間の関係も対等であることが基本です。自分に非があればそれを認めて謝罪し、相手に非があればそれを追及するのが対等な関係です。英仏などと違って日本は植民地化した国々に対して、きちんと謝罪したのだ、とむしろ誇りにしてもいいはずです。

実は、私は歴史教科書問題については、国家主権か国際協調かという視点とは別の視点から重要だと考えています。日中戦争、太平洋戦争は、侵略をしてはいけない、侵略に対しては断固として立ち向かわなければならない、ということを教育する格好の事例になります。個人的には、ただ単に戦争をしてはいけないと教えるのではなく、日中戦争を侵略と認めて、侵略戦争は許されないし、侵略に対しては国際社会が団結して立ち向かわなければならない、と教えるべきだと思っています。
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