>イラク戦争と反戦と国際政治 雑感①
投稿者: bobprn1234 投稿日時: 2003/04/19 13:34 投稿番号: [25345 / 118550]
これまで何回も投稿した意見なので改めて投稿するまでもないかもしれませんが…
>同時に、制裁解除を前提にフランスなどの石油会社とイラク石油省が油田開発権交渉を進めてきました。
仰せのようにフランスは査察には非常に消極的でしたね。それが国連の場で査察が効果を上げているから武力行使反対と言ったのは、必ずしも国益のためではないように思っています。
国内事情とアメリカ一国覇権への反発というのが大きかったと思っています。
当時シラクは国内では人気が無く、あの人気の高いブレアでさえ国内の反戦世論にあれだけ苦しんだのです。シラクが武力行使に賛成して国内を抑えるのは非常に難しかったでしょう。またアラブ系住民を多数抱え、武力行使に賛成すると国内でのテロの問題が予想され、そういった意味からも賛成するのは難しかったと思われます。
加えてアメリカの独断的行動による一国覇権への反発がかなり大きかったと見ています。これは独、露、中国全てに言えることでしょう。
利権の問題が良く言われていますが、アメリカが仏、露を説得するにあたって、イラクでの権益は保証するという条件を示したと言われており(説得条件として十分考えられます)、これはそれほど反対の大きな理由ではないのではないかと思っています。逆にアメリカは各国の事情を十分知っており、利権さえ保証してやれば何とかなるという甘い考えがあのようなことになったと思われます。
とにかく人道的観点から反戦などということをフランスがまともに考えていたとは到底思えませんね。最近の例では、強い国際世論にもかかわらず核実験をしたことからも大儀で動く国でないことは明らかです。
それをフランスの言い分をまともに受け取ってフランスを評価していたタレント学者やら一部マスコミなどを見ると、本当にあきれかえっていました。
特に私がフランスを罪深く思うのは、上述のように賛成できない立場はよくわかるが、拒否権行使をちらつかせたり、反対工作をするなど、全く独自の都合で強硬姿勢に出たことです。これはあの国の大国意識が必要以上にアメリカ一国覇権へ反発させた結果だと見ています。
マスコミで報道されている今回のアメリカの軍事費からわかるように、実際使用する武器代金より軍隊を送ったり駐留させたりする費用が莫大です。アメリカが本格的にイラク周辺に軍隊を送った時点で、もうアメリカは引き返す意志がなかったことは明らかでしょう。フランスもそのことは当然承知していたはずで、単なる反対でアメリカが引っ込むはずが無く、しかも武力行使を前提としない査察継続などという絵空事での反対ですから、何をか言わんやです。
>結果的にフランスの国益主義に阻まれ、国連の権威は失墜し
本当にその通りですね。ただし国益主義と言うより、プライドとお家の事情ですね。
アメリカの行動には色々問題がありますが、大量破壊兵器の拡散を心配していたのは事実でしょう。フランスはそういったことには全く無関心と言って良く、自国のことのみ考えてああした決裂に追い込んだ責任に対して、個人的には結構怒りを感じています。
>同時に、制裁解除を前提にフランスなどの石油会社とイラク石油省が油田開発権交渉を進めてきました。
仰せのようにフランスは査察には非常に消極的でしたね。それが国連の場で査察が効果を上げているから武力行使反対と言ったのは、必ずしも国益のためではないように思っています。
国内事情とアメリカ一国覇権への反発というのが大きかったと思っています。
当時シラクは国内では人気が無く、あの人気の高いブレアでさえ国内の反戦世論にあれだけ苦しんだのです。シラクが武力行使に賛成して国内を抑えるのは非常に難しかったでしょう。またアラブ系住民を多数抱え、武力行使に賛成すると国内でのテロの問題が予想され、そういった意味からも賛成するのは難しかったと思われます。
加えてアメリカの独断的行動による一国覇権への反発がかなり大きかったと見ています。これは独、露、中国全てに言えることでしょう。
利権の問題が良く言われていますが、アメリカが仏、露を説得するにあたって、イラクでの権益は保証するという条件を示したと言われており(説得条件として十分考えられます)、これはそれほど反対の大きな理由ではないのではないかと思っています。逆にアメリカは各国の事情を十分知っており、利権さえ保証してやれば何とかなるという甘い考えがあのようなことになったと思われます。
とにかく人道的観点から反戦などということをフランスがまともに考えていたとは到底思えませんね。最近の例では、強い国際世論にもかかわらず核実験をしたことからも大儀で動く国でないことは明らかです。
それをフランスの言い分をまともに受け取ってフランスを評価していたタレント学者やら一部マスコミなどを見ると、本当にあきれかえっていました。
特に私がフランスを罪深く思うのは、上述のように賛成できない立場はよくわかるが、拒否権行使をちらつかせたり、反対工作をするなど、全く独自の都合で強硬姿勢に出たことです。これはあの国の大国意識が必要以上にアメリカ一国覇権へ反発させた結果だと見ています。
マスコミで報道されている今回のアメリカの軍事費からわかるように、実際使用する武器代金より軍隊を送ったり駐留させたりする費用が莫大です。アメリカが本格的にイラク周辺に軍隊を送った時点で、もうアメリカは引き返す意志がなかったことは明らかでしょう。フランスもそのことは当然承知していたはずで、単なる反対でアメリカが引っ込むはずが無く、しかも武力行使を前提としない査察継続などという絵空事での反対ですから、何をか言わんやです。
>結果的にフランスの国益主義に阻まれ、国連の権威は失墜し
本当にその通りですね。ただし国益主義と言うより、プライドとお家の事情ですね。
アメリカの行動には色々問題がありますが、大量破壊兵器の拡散を心配していたのは事実でしょう。フランスはそういったことには全く無関心と言って良く、自国のことのみ考えてああした決裂に追い込んだ責任に対して、個人的には結構怒りを感じています。
これは メッセージ 25328 (bakaking2003 さん)への返信です.
固定リンク:https://yarchive.emmanuelc.dix.asia/552019567/bpa5a4a5ia5afipno9tbbh_1/25345.html