対イラク武力行使

Yahoo! Japan 掲示板トピックビューアー

[ << 最初のページ | < 前のページ | メッセージリスト | 掲示板表示 | [ メッセージ # ] | 次のページ > | 最後のページ >> ]

イラク戦争と反戦と国際政治 雑感①

投稿者: bakaking2003 投稿日時: 2003/04/19 01:24 投稿番号: [25328 / 118550]
(イラク問題に見る国際政治   雑感)
よく、査察をもっと継続すべきだ〜とか国連主導で解決を〜などといった意見がありますが、現実には無理で
しょうね。過去17度の国連決議に違反し、履行してこなかったイラクが、今回の決議1441に対してしぶしぶ
と小出しに時間稼ぎしながらも査察を受け入れたのは、決して国連の威に服したのではなく、アメリカの圧力
が奏功したからです。また、国際法上、戦争の根拠としては決議1441で足り、新たな決議は不要です。日本政
府の見解もそうです。

日本国や日本人は、国連を何か「良識の府」のように考えがちですが、それは幻想というものです。国連に
国際紛争を調停し仲裁し解決へ導く能力や強制力があるなら、イラク決議を17回も出すことも無く問題は
当の昔に解決しているはずでしょう。現実には、国連は国際政治における国家間の国益とエゴのぶつかり合い
の場で、従って、国際紛争の解決能力は極めて脆弱になるのは当然の道理ですね。
フセイン政権に対して兵器売却し、石油開発を争っていたのはフランスとロシアがその最たるもの(次が中国)
です。この3つの常任理事国は、フセインの働きかけにより、91年の湾岸戦争後の対イラク制裁の解除を安保理
で働きかけ、段階的な制裁緩和(99年には石油輸出上限額が撤廃)に成功、同時に、制裁解除を前提にフランス
などの石油会社とイラク石油省が油田開発権交渉を進めてきました。

アメリカを好戦的とか覇権国家とか言う声が聞こえてきますが、今回の一連の対応に関しては、極めて抑制的
であり、国際社会の合意をギリギリまで目指して行動したと言っていいと思います。国際法的には、これまでの
経緯を考えるとそこまでする必要はなかったとは思いますが、政治的にあれでいいのでしょうね。
結果的にフランスの国益主義に阻まれ、国連の権威は失墜し、今回の事態に至ったわけですが・・・。
また、日本の立場はアメリカ支持で正解でしょう。北朝鮮の脅威を考慮すれば、紛争が発生した時、地理的にも
遠く資源に乏しい北朝鮮に対して欧州各国がイラクに対するような関心を示すわけは無いので、国土の防衛を
にらんだ時、単独では実力的にも有事制度的にも国家を守る能力に欠ける日本にとって、同盟国たるアメリカ
以外に頼りにできる国はないのがこの国の現実だからです。
[ << 最初のページ | < 前のページ | メッセージリスト | 掲示板表示 | [ メッセージ # ] | 次のページ > | 最後のページ >> ]

Yahoo! Japan 掲示板 アーカイヴ

[検索ページ] (中東) (東亜) (捕鯨 / 捕鯨詳細)