対イラク武力行使

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どうしても戦争は反対

投稿者: ariari20012001 投稿日時: 2003/04/06 22:21 投稿番号: [21280 / 118550]
今日兄がブラック・ホーク・ダウンというビデオを借りてきた。自分はこのようなたくさんの血が流れるシーンのある戦争映画を見ることは避けていたので初めは見る気など全くなかった。しかし兄が「この映画はイラク戦争にとても似ているらしい」と言うので、戦争という事実から目を背けず、アメリカとイラクの戦争のことを考えながら見ることにした。たとえそれがフィルムで撮られた作り物の戦争であっても。

この舞台はソマリアであり、実際にあった武力衝突の事実に基づいて映画化されたものである。ソマリアでの武力行使がアメリカとイラクの戦争と同じ点は、市街地で行われていて、予想以上に長引いたこと。アメリカとイラクの戦争はまだ分らないのだが・・違う点は、その武力行使が国連関与であり、正当化されていたこと。誰もが言うように、戦争に正当性などないのだが。
そしてビデオを見終わった時に思った。ソマリアで戦った兵士達は仲間が殺されてどれだけ苦しかっただろう、殺され殉死した兵士達は最後にどう思っただろう?ソマリアの一般市民は?ソマリアの大虐殺を止めるための、正義のためのこの市街戦で残ったものは?・・・死者を浪費しただけであった。映画の中でソマリア兵が言っていた。「俺たちの頭がいなくなれば、平和になるとでも思っているのか?いや、ならない。それが俺たちの国のやり方だからだ」と。
そして現在のアメリカとイラクの戦争。兵士達はきっと、ソマリアの時の兵士達とは違う思いを抱いて死んでいっただろう。この映画も、新聞も少しは、やはりアメリカからの観点で書かれているのでアメリカ兵が死ぬと悲しくなる。だが、アラブの観点で考えてみれば、同じくらいやりきれない気持ちになるはずだ。

たとえこの戦争が終わっても平和が必ず訪れるとは限らない。むしろ自分はもっと悪い方向、悪循環に向かってしまうのではないかと心配している。だが、もう今更戦争反対と叫んだところで、今のアメリカが任務の途中で戦争を止めることはありえないだろう。だからといってデモをしている人達にケチをつける気など全くない。むしろ自分のようにただ戦争反対とインターネット上で、ほんのわずかな日本人に主張しているよりも、よっぽど尊敬すべきことだと思う。そこに参加している人に何も考えていない人などいない。ただ暇つぶしだけの人がいたとしても、デモに参加している間だけはみんなと一緒に平和をうたっているはずだ。それに、デモが一番政府に声が届くし、世界にも届く可能性がある。そんな訳で、この投降を見て人々が何と思うか知らないが、やはり自分は戦争に反対なのである。今、戦争が行われている今、この映画に出会えてよかった。改めて、このアメリカとイラクの戦争のことをじっくり考えることができた。
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