対イラク武力行使

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寂しがり屋クロちゃん…大丈夫逃げないよ

投稿者: messi19 投稿日時: 2008/05/16 22:38 投稿番号: [112147 / 118550]
  先ず…
>主従関係が逆転し得ることを君が立証しているなら「どうでも良い」といえるが
私は主従関係を立証し、君は逆転しうることを立証していないのであるから、
  君が負け惜しみで「どうでも良い」と書いているにすぎない。

  凄い論理構成だね(笑)…私が、目的論(予防論)が主、応報論が従であると立証したら…「どうでも良い」なんて言わないでしょ。その時は、「刑罰の本質は予防にある!」と高らかに宣言するよ…

  僅か一行で済むことを、中学生レベルの数式に置き換えて、立証しましたと言うのなら、どうぞ学会でご発表あそばせ(爆笑)もの凄いセンセーションを巻き起こすかもヨ…頑張れクロちゃん!

  まあ、折角のリクエストなので、応報論や予防論に刑の一方だけに、刑の本質を見いだしていないと言う実例を挙げておきましょう。

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  刑罰論において、応報刑と目的刑の議論が、あまり意味をなさなくなったのは、経済事犯や社会事犯等が多様になり、応報感情と言う概念が通用しない犯罪が増えてきた点が考えられる。交通事犯を考えて見れば、明らかなように、事故事案以外の交通違反には被害者は存在しない。目的刑に照らせば、防衛的目的のみによって解釈出来る。応報刑論者の中には、「被害者はいなくても被害を生じかねない悪行」という考え方や、「違法を承知で違反をする悪行」という考え方で、当然「報い」は受けなければ行けないと解釈するかも知れない。しかし、それは言葉の遊び以上の意味は無いと思われる。

  次に、応報感情と密接に関わりのある「凶悪犯罪」においては、こんな例を考えてみたらどうだろうか?(クロちゃんの好きなAとかBが出てくるよ)

  老人A(75歳)、母B(95歳)と二人暮らし。認知症の母の介護を10年前から続けているが、自分自身の糖尿病が悪化し、最近は糖尿病性のニューロパシーが顕著となって来た。母Bも、近ごろは認知症に加えてCOPDも併発し、Bは「下」の世話から発作時の痰の吸引まで、夜昼無しに施行しなければならなくなった。施設に入所させようにもそんな財力も無い。そのような状況で、とうとうAは、母Bを手にかけてしまう。自殺を図ろうとするAを止めたのは、Aのたった一人の弟だった。警察に同行した弟は、ただひたすらに兄の情状を訴えるばかりであった。

  さて、このような事案において、誰がAに報復をしようと思うのであろうか?何が、「報い」を与えようとするのであろうか?天か、国か、社会か、人か???
  とは言うものの、裁判官は、情状はどうあれ、何等かの刑罰は課さなければならない。その時裁判官の脳裏に過るものは・・・
  「本来なら、罪を問いたくないところだが、同じような境遇の人が、全て殺人を犯す分けではない。裁判所は、社会の秩序を維持するためには、どうしてもこれを罰しなければならい」というものか?
それとも・・・
  「同じような境遇の人が、全て殺人を犯す分けでは無い。その責任の範囲に於いて応分の報いは受けなければならない」というものか?
 
  応報か目的(予防)か・・・どちらが主で、どちらが従か・・・この様な議論は既に、法学史上の出来事となっている。社会の多様性に対応した新たな刑法理論が必要で、現在形式的犯罪論(基本的に実定法とはこういうものであろうが)に実質的犯罪論を溶け込ませて行くかが課題となっている。
 

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