Re: 大谷昭宏という矛盾
投稿者: messi19 投稿日時: 2008/04/26 22:19 投稿番号: [111831 / 118550]
始めてレスさせて頂くのかも知れませんが、宜しくお願いします。
先ず、静岡県に生まれた私にとって「袴田事件」は結構身近な事件で、ご指摘の「はけないズボン」には呆れかえっている一人です。
さて、光市母子殺人事件に関してですが、私もマスコミのミスリードとそれを鵜呑みにしてしまい、自らが考えることを放棄してしまっている「大衆」と、それに影響されてしまい「人民裁判」化してしまった、最高裁や差し戻し審(広島高裁)には、大変な危機感を感じます。
裁判官は、被告人の主張に対して
「死刑を免れることを意図して虚偽の弁解を弄(ろう)しているというほかない」
と切り捨ててしまいました。
また、
「虚偽の弁解を展開して罪と向き合うことを放棄し、遺族を愚弄(ぐろう)する態度は反省とはほど遠く、死刑を回避するに足る特段の事情は認められない」
とも言っています。
勿論、被告人自身や法廷代理人の主張や「戦術」には首を傾げたくなる部分も有るのですが…もともと、死刑という回復不可能な刑罰の前で、人間はそれを回避するためにあらゆる手だてを使おうとする事は当然で、全ての人間が殺されるかも知れないと言う前提のなかで、冷静に罪と向き合う事が出来るとは思えないのです。言い方を変えれば、死刑制度を前にして、人はナカナカ冷静に自分の犯した罪と向き合うことは出来ない…それが、裁判官も認めるような精神的に未熟な未成年者であれば尚更だと思うのです。
今回の判決は、永山判決当時に出された死刑判決の基準を甘くしようとするモノです。対外的には、多くの国が、死刑制度無しに国の秩序を守ろうと覚悟を決めています。更に、国内的にも戦後の間もない頃から、殺人事件にして3分の1にまで減らすことが出来た状況も有ります。それらを見ると、未だにその決意に至る事の出来ない我が国の状況を憂うるばかりです。
同じ儒教文化圏の韓国は、事実上死刑の執行を停止している様です。東アジアで、国の秩序維持の為死刑を存続しているのは、中国・北朝鮮そして日本です。何としても、この状況下からは抜け出したいものです。
これは メッセージ 111814 (syoumenkyousi さん)への返信です.
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