心配していたとおり話の流れが速い
投稿者: katuragi1940 投稿日時: 2004/07/04 21:09 投稿番号: [777 / 1982]
さて、今日一日の話の流れにもとより全部対応できるわけはないので(皆さんすごい!)アセアンさんの腑に落ちない点について私なりの考えを述べさせていただきます。
>・大量破壊兵器の存在有無
この点についてはアメリカ自身「大義名分」だったのでしょう。かつて使っていたのだから存在するはずだと。ご存知のように生物化学兵器は実験室レベルで作るのはそれほど技術的難易度は高くありません。ただ戦力として保持することはその運用も含めて湾岸戦争後の経済封鎖状態のイラクにおいては困難であったと推察します。もちろんテロレベルの話は全然別です。そしてテロレベルの痕跡を確認することは難しいだろうと思います。
>・アルカイダ等国際テロ組織の壊滅
これについては直接的な意味でアフガンならそういえたと思いますが、イラクの場合は敵の敵という意味でフセインが便宜を与えるということはあったとは思います。しかしながら、積極的に支援して共闘していたということはなかったと思います。その辺はアメリカも掴んでいたと思うので可能性としては薄いかと。
>・で、アメリカが考える正義や自由の元他国をコントロールしたい
私としてはこれが一番可能性が高いかなと思っております。もちろんアメリカとしての「正義と自由」であって自分に都合のよい相対的なものではないと思っていますが。アメリカにとってイラクは中東地域の安定化を図る介入先として一番差し障りのない都合のよい場所だったということでしょう。クリントンまでは計画としてもてあそんでいただけだったのかもしれませんが、911によって俄然優先度が上がってしまったものと考えます。あの規模で自国の軍事施設以外が攻撃されることはアメリカとしては国防の根幹にかかわるはずです。その介入目的からすると今の状態は不本意なものとは思います。アメリカとしては反米でもいいが話のできる(外交交渉ができ、落とし所がある)共通の価値観を持った資本主義的な民主主義国家が中東にあることは地域の安定という面から非常にありがたいはずです。もちろんイラクの石油やイラクがアメリカ軍の緊急展開拠点として機能するという実利的な面も当然あるでしょうが。
今イラクが力の空白地帯になることはシリア・イランの冒険主義を誘うかもしれませんし、クルド国家の可能性からトルコが行動を起こすかもしれません。サウジやエジプトがイラクに引きずり込まれれば国内でクーデターの可能性さえあると思います。いずれにしても中東地域は地獄の釜を開けてしまう可能性があるわけです。この懸念を持ってアメリカが悪いということも出来るかとは思いますが、現状は鶏と卵で世界の安定と日本の経済さらには小市民の安寧を考えたらここはなんとしてもイラクに安定したイスラム的でよいから一応の民主主義国家が成立して欲しいものです。人道主義的なことから言えば支援先はたくさんあるわけですが、費用対効果という面からすればイラク復興支援は致し方ないかと思います。
どうもアセアンさんの意図するところとは違う話になった気もしますが・・・。(苦笑)
取敢えず
>・大量破壊兵器の存在有無
この点についてはアメリカ自身「大義名分」だったのでしょう。かつて使っていたのだから存在するはずだと。ご存知のように生物化学兵器は実験室レベルで作るのはそれほど技術的難易度は高くありません。ただ戦力として保持することはその運用も含めて湾岸戦争後の経済封鎖状態のイラクにおいては困難であったと推察します。もちろんテロレベルの話は全然別です。そしてテロレベルの痕跡を確認することは難しいだろうと思います。
>・アルカイダ等国際テロ組織の壊滅
これについては直接的な意味でアフガンならそういえたと思いますが、イラクの場合は敵の敵という意味でフセインが便宜を与えるということはあったとは思います。しかしながら、積極的に支援して共闘していたということはなかったと思います。その辺はアメリカも掴んでいたと思うので可能性としては薄いかと。
>・で、アメリカが考える正義や自由の元他国をコントロールしたい
私としてはこれが一番可能性が高いかなと思っております。もちろんアメリカとしての「正義と自由」であって自分に都合のよい相対的なものではないと思っていますが。アメリカにとってイラクは中東地域の安定化を図る介入先として一番差し障りのない都合のよい場所だったということでしょう。クリントンまでは計画としてもてあそんでいただけだったのかもしれませんが、911によって俄然優先度が上がってしまったものと考えます。あの規模で自国の軍事施設以外が攻撃されることはアメリカとしては国防の根幹にかかわるはずです。その介入目的からすると今の状態は不本意なものとは思います。アメリカとしては反米でもいいが話のできる(外交交渉ができ、落とし所がある)共通の価値観を持った資本主義的な民主主義国家が中東にあることは地域の安定という面から非常にありがたいはずです。もちろんイラクの石油やイラクがアメリカ軍の緊急展開拠点として機能するという実利的な面も当然あるでしょうが。
今イラクが力の空白地帯になることはシリア・イランの冒険主義を誘うかもしれませんし、クルド国家の可能性からトルコが行動を起こすかもしれません。サウジやエジプトがイラクに引きずり込まれれば国内でクーデターの可能性さえあると思います。いずれにしても中東地域は地獄の釜を開けてしまう可能性があるわけです。この懸念を持ってアメリカが悪いということも出来るかとは思いますが、現状は鶏と卵で世界の安定と日本の経済さらには小市民の安寧を考えたらここはなんとしてもイラクに安定したイスラム的でよいから一応の民主主義国家が成立して欲しいものです。人道主義的なことから言えば支援先はたくさんあるわけですが、費用対効果という面からすればイラク復興支援は致し方ないかと思います。
どうもアセアンさんの意図するところとは違う話になった気もしますが・・・。(苦笑)
取敢えず
これは メッセージ 744 (asean_peace11 さん)への返信です.
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