イラク復興

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サドル君分析

投稿者: asean_peace11 投稿日時: 2004/08/15 16:39 投稿番号: [1360 / 1982]
こんにちは
シルバーさん
(あらら、偶然にも似たような内容に、笑)

かかしさんが仰るように
この時点で、アメリカが徹底的な掃討作戦を本当に実行出来るでしょうか?
(暫定政権の方が逆に強硬かも知れませんよね、米軍司令官の発言をみても
米軍の方が暫定政権側をなだめているような感じを受けますが・・・)

サドル君が、以前僕がライターさんのご返事にも書かせて貰ったように
停戦条件として”マハディ軍の武装を認めよ!”と言う条件を
暫定政権に出してますよね。

一連の、ニュース報道からしても、彼れ?彼ら?が実際に望んでいる
ことは結局、”自分達をナジャフを守る勢力として認めろ!”
という内容に尽きる訳ですよ。

撤退するとか、しないとか、死守するとか、殉教してでもなんて言う
セリフも、全ては自分達はナジャフの守護者になるんだ(なりたいんだ)!
と言ってますよ、完全に。
(アメリカ軍との話は、まぁ、分かりやすいってだけで、使ってると
僕は理解しています)

彼らにしたら、そのことが最大の争点なのだから、アメリカ軍が
もっと上手に彼らの面子を立てられる戦術としての舞台装置を
早い時期に作り出していたら、ここ迄こじれることは
なかったんじゃないのかなぁ?とやはり思いますね。

ただ、現在のサドル君の実力では例え彼が死亡したとしても、殉教者として
英雄になれるとは、先ず思えない。
なぜなら、父親が偉大過ぎるし、立場も状況も違い過ぎる。
その偉大な父親の息子に対する一般大衆の評価というのは
ことの他、厳しいのがこうした地域の常なんで、慈善活動していた位で
”さすがサドル家の息子だ”といった評価は下さないし
”サドル家ならやって当り前だ”と言うのが正しい評価でしょう。

彼が本当に”さすがサドル家の跡取だ!”と評価されるのは、それこそ
この混乱を収めて、実質的な利益をナジャフに持ち帰ってから
でないと得られない。
(そうであっても、父親や家名を上回ることは出来ない・・・此処が
部族主義や一族主義の長所でもあり、短所でもあるんですよね)

暫定政権が”イラク人の意思では無いから即刻解散しろ!”ってのは
まぁ、自分(サドル家の正当な後継ぎ)を無視するとは何事か!っと
いうことでしょうから”サドル家を認めないような、政権は認められん!”
という理屈で、”サドル家を排除して後釜に誰をつけようてんだぁ!”に
(当事者達はある程度、分かっているだろうから余計に、後へは引けない)
なっていると思いますが・・・

つまりですね、彼らが実際に戦って迄死守しようとしているのは、
あくまでも”自分達一族の名誉”と言うエゴであって、社会全体に対する
理不尽な弾圧や抑圧等への義憤や怒り等では決して有り得ないだろうと思う訳です。

旧フセイン時代の父のサーディク師の立場は、問答無用で一方的に
弾圧される中で、公然と旧フセイン体制に反旗を翻したのと
今のサドル君のやってることは絶対に同じでないことを一番理解しているのは
イラク民衆ですよ。

ですから、まかり間違って彼が死亡したとしても民衆の反応は
思いの他”冷たい”と言うか、逆に父親の偉大さを強調することになるのは
サドル君自身が一番良く知っているはずです。

まぁ、今となっては、暫定政権側もサドル君側も引くに引けない
状況だと思うのですが・・・

戦略も戦術も完全に読み間違った結果だろうし、暫定政権の対アメリカへの
戦略とか、今後必要とされるイラク復興の為の能力とかを知った瞬間に
”政権内に自分の居場所が無い”ことを分かったかも知れない。

・・・”お父さんが生きていてくれたら”と言う彼の嘆きが聞こえてくる
気がしないでもないですが、彼の力量ではナジャフ地域の知事さえ
難しそうだし・・・・

偉大な父を持った二世の難しい所ですねぇ、つくづく。

続きます
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