>格差是正
投稿者: katuragi1940 投稿日時: 2004/08/07 10:42 投稿番号: [1297 / 1982]
こんにちは
アセアンさん
>米国の約20%の層が全体の80%の富を保有する
仰るとおり、これは米国の市場開放性を物語っている数字だと思います。
グローバリズムは富の偏在性と富の獲得へいたる過程の標準化を強要するため、比較貧困層(いわゆる先進国と第3世界では同じ貧困層でもかなりの格差が出ますから)の不満とともに各民族、国家の文化アイデンティと衝突します。
経済活動はそれを主導する国家民族の文化からの影響が大きく、近代資本主義が西欧に端を発することから、どうしても西欧、なかんずく今現在の経済活動で抜群のシェアを持つ米国の標準が世界標準化するのは致し方ないことです。
このグローバリズム化を押しとどめる事はパイの拡大という点に関しては逆効果となります。
原始共産制に近い状態でなければ、富の偏在化は経済活動の結果として当然発生するわけですから、資本主義経済下では許容すべき事柄です。
富の偏在化の是正は優れて政治的な問題で、経済システムにその是正を求めるべきではないと考えます。
成長の限界や資源の枯渇、環境問題など前途多難なものがありますが富の偏在が起ころうとも全体のパイの拡大を目指さなければなりません。
世界全体のパイの拡大のためにはグローバリズムの進展は許容されるべきでしょう。
なぜなら閉ざされた経済の発展性は限定的なものになるからです。
これは現在の世界を見ても結果として市場が閉鎖状態になっている国に経済停滞が多いことを見ればわかります。
優れた企業家であればパイの拡大による事業拡大を選択すべきですし、市場の寡占化による独占やパイの固定化が起これば衰退が始まります。
グローバリズムの弊害についてはすべてに都合のよいシステムではない以上、政治的な行動で経済活動を阻害しないように「調整」を図るべきです。
イラクの場合、フセイン時代は経済制裁もあり、かなり統制色の強いものだったようですね。その中にもある程度の地元企業も育っているようです。
ただ、いきなりグローバリズムに飲み込まれるのは問題があるでしょう。
経済原理で動くとき、苗を植え、収穫を待つ前に今あるものを収奪することは往々にして起こりえます。
>イラクの駐米大使が「資本集約型ではなく労働集約型の企業導入を優先して
イラク人の財布を豊かにすることが先決だ」という発言
これは当然の発言だと思います。
今までの話で何度も出たように底辺が豊かにならないと市場経済はうまく機能しませんし、中小企業や、商店といった経営者が育つ素地になりません。
購買層のないところに市場経済は成り立たないのです。
したがって、公団方式による国主導の振興策を強力に推し進めるとともに、労働集約型の企業を誘致してイラク国民の中に購買余力を持った多くの人たちを作り出す施策も平行して進める必要があるでしょう。
ただ、数年で簡単に効果の出るものではないだけに明治や、昭和の日本がやったような国主導の統制型の経済運営が必要ですし、農業問題が片手落ちになってはいけません。
またイラク国民に対して、すぐに米国や日本と同じ水準にはなれないと言うことをいかに理解させるかの教育も必要だと思います。
過剰な期待は過剰な不満を生み、政情の不安定化は容易に経済発展を阻害するからです。
アセアンの発展は何のかんのと言って優れて安定していた政情に由来するのではありませんか。
取敢えずです。
アセアンさん
>米国の約20%の層が全体の80%の富を保有する
仰るとおり、これは米国の市場開放性を物語っている数字だと思います。
グローバリズムは富の偏在性と富の獲得へいたる過程の標準化を強要するため、比較貧困層(いわゆる先進国と第3世界では同じ貧困層でもかなりの格差が出ますから)の不満とともに各民族、国家の文化アイデンティと衝突します。
経済活動はそれを主導する国家民族の文化からの影響が大きく、近代資本主義が西欧に端を発することから、どうしても西欧、なかんずく今現在の経済活動で抜群のシェアを持つ米国の標準が世界標準化するのは致し方ないことです。
このグローバリズム化を押しとどめる事はパイの拡大という点に関しては逆効果となります。
原始共産制に近い状態でなければ、富の偏在化は経済活動の結果として当然発生するわけですから、資本主義経済下では許容すべき事柄です。
富の偏在化の是正は優れて政治的な問題で、経済システムにその是正を求めるべきではないと考えます。
成長の限界や資源の枯渇、環境問題など前途多難なものがありますが富の偏在が起ころうとも全体のパイの拡大を目指さなければなりません。
世界全体のパイの拡大のためにはグローバリズムの進展は許容されるべきでしょう。
なぜなら閉ざされた経済の発展性は限定的なものになるからです。
これは現在の世界を見ても結果として市場が閉鎖状態になっている国に経済停滞が多いことを見ればわかります。
優れた企業家であればパイの拡大による事業拡大を選択すべきですし、市場の寡占化による独占やパイの固定化が起これば衰退が始まります。
グローバリズムの弊害についてはすべてに都合のよいシステムではない以上、政治的な行動で経済活動を阻害しないように「調整」を図るべきです。
イラクの場合、フセイン時代は経済制裁もあり、かなり統制色の強いものだったようですね。その中にもある程度の地元企業も育っているようです。
ただ、いきなりグローバリズムに飲み込まれるのは問題があるでしょう。
経済原理で動くとき、苗を植え、収穫を待つ前に今あるものを収奪することは往々にして起こりえます。
>イラクの駐米大使が「資本集約型ではなく労働集約型の企業導入を優先して
イラク人の財布を豊かにすることが先決だ」という発言
これは当然の発言だと思います。
今までの話で何度も出たように底辺が豊かにならないと市場経済はうまく機能しませんし、中小企業や、商店といった経営者が育つ素地になりません。
購買層のないところに市場経済は成り立たないのです。
したがって、公団方式による国主導の振興策を強力に推し進めるとともに、労働集約型の企業を誘致してイラク国民の中に購買余力を持った多くの人たちを作り出す施策も平行して進める必要があるでしょう。
ただ、数年で簡単に効果の出るものではないだけに明治や、昭和の日本がやったような国主導の統制型の経済運営が必要ですし、農業問題が片手落ちになってはいけません。
またイラク国民に対して、すぐに米国や日本と同じ水準にはなれないと言うことをいかに理解させるかの教育も必要だと思います。
過剰な期待は過剰な不満を生み、政情の不安定化は容易に経済発展を阻害するからです。
アセアンの発展は何のかんのと言って優れて安定していた政情に由来するのではありませんか。
取敢えずです。
これは メッセージ 1292 (asean_peace11 さん)への返信です.
固定リンク:https://yarchive.emmanuelc.dix.asia/552019567/a5a4a5ia5afifc6bd_1/1297.html