チーフエンジニア
投稿者: asean_peace11 投稿日時: 2004/07/23 14:25 投稿番号: [1134 / 1982]
こんにちは
カツラギさん
仰る通りにその独資本の企業はかなり斬新的な
と言いますか、割り切った考えだと思うのですが
「進出先での企業プレゼンスとしての評価は相当
高いものを得られる・・・のでは?」
という質問をそのCEOにした所、
『それこそが根本的な目的なんだ』と言ってましたね
つまり、メインの株主として本社の地位が確保出来てさえいれば
その現地サポート会社が収益的に黒字になると、当然の
理屈として「株主の利益」は優先されますから、
まぁ、損をする確率は減って行く訳ですし、
技術移転という観点では、具体的な体制そのものが完全に
ローカル型ですから「感謝されることはあっても文句を言われる
ものではない」訳です。
更に、将来的に株式公開をすると端から謳っているので
ローカルの人間がその会社のCEOになったからといって
欧米型の企業運営からすると、別段問題が起こる訳でもない。
(ストックオプション制を採用するとも言ってましたから
その会社の経営を委託する人間に還元するのは既に十分
慣れ親しんだ手法でもありますし)
こうした体制を取るとですね、本社からの部品販売も実は
かなり効率化する、と言ってましたね。
それは、タイのBOI(海外投資委員会)の規定で「外貨を稼ぎ出せる
企業に対する特例措置」というのを目一杯使えるんです。
例えば「部品の輸入関税が免除」であるとか「法人所得税の7年間の
免除」等ですね。
(再輸出の問題が初期にはあったのですが域内関税撤廃で、これも
基本的には問題がなくなった)
で、保守契約や部品販売等も「ドル建て」で決済すると、
「外貨獲得の意義も」大幅に認められる(各国から研修に来る
技術者達の宿泊やら移動等で発生する副次的な経済効果
もそれなりに見込めますし)
前に僕が書いていた「感謝される企業戦略と戦術」というのを
実行するとこうなる、みたいな感じじゃないでしょうか?
つまり、初期投資を最小に抑えながら且企業活動に必要な様々な分野での
収入(利益)確保は確実に掴んでいるんですが
進出先国への「還元効果」もかなりなレベルになると考えられるからです。
それと同時に大いに興味を持ったのは、現地の人間の性格を非常に
上手く活用していると言いますか
例えば
ユニフォーム・・作業用と移動用のユニフォームがしっかり分離
されていて尚且つ秀逸なデザインと言いますか洗練され且機能的な
デザインのユニフォームになっているんです。
(ユニフォームと言うのは一種のステイタスシンボルなので、
所属する会社のユニフォームを着用して通勤する、というのはある種、
その人間の誇りにもなっています)
この部分に関してそのCEOは「社員全員が広告塔の役割を果たすのさ」
と表現していましたが、これも経費対効果の面からすると
非常に有益な経費の使い方ですね。
後はその派生なんですが「メンテ工具」等も非常に良く吟味されていて
ローカルの人間が「見せびらかしたくなる工具=その工具自体を大事にする」
モノが選ばれていたことです。
研修センターのインストラクターも含めて、自分は専門家だと言う
自尊心を満足させる様々な細かい工夫(経費的にそんなに高く無い)を
丹念に行うことで、ローカルの技術者自身に、自覚とか向上心みたいな
ものをしっかり持たせられる訳ですし
いわゆる「安易なジョブホップ(転職)」も抑制出来る効果迄
生み出しているとも考えられます。
(それに、頑張って具体的な技術レベルを上げるとその会社の中で
経営陣に迄出世出来るという明確な目標もある訳ですし、
実力を向上させようと言う競争意識も自然と生まれる)
初期の人材確保に約1年半程度掛かったようですが、一端それが出来て
しまうと、その後のリクルートには信じられない応募数が集まる
ようになったともそのCEOは言ってましたので
イラクでも同様ではないか?と思うんですね。
つまり
出だしは大変でも、一端弾みがつくとかなり速いペースで現地化が可能
になるんじゃないか?です。
日本で出来なかったことを新生イラクで試してみる・・そんな感覚と
言いますか、戦略と戦術を持った日本企業だとかなり上手く行くんじゃ
ないでしょうかね?色々な面で・・・
カツラギさん
仰る通りにその独資本の企業はかなり斬新的な
と言いますか、割り切った考えだと思うのですが
「進出先での企業プレゼンスとしての評価は相当
高いものを得られる・・・のでは?」
という質問をそのCEOにした所、
『それこそが根本的な目的なんだ』と言ってましたね
つまり、メインの株主として本社の地位が確保出来てさえいれば
その現地サポート会社が収益的に黒字になると、当然の
理屈として「株主の利益」は優先されますから、
まぁ、損をする確率は減って行く訳ですし、
技術移転という観点では、具体的な体制そのものが完全に
ローカル型ですから「感謝されることはあっても文句を言われる
ものではない」訳です。
更に、将来的に株式公開をすると端から謳っているので
ローカルの人間がその会社のCEOになったからといって
欧米型の企業運営からすると、別段問題が起こる訳でもない。
(ストックオプション制を採用するとも言ってましたから
その会社の経営を委託する人間に還元するのは既に十分
慣れ親しんだ手法でもありますし)
こうした体制を取るとですね、本社からの部品販売も実は
かなり効率化する、と言ってましたね。
それは、タイのBOI(海外投資委員会)の規定で「外貨を稼ぎ出せる
企業に対する特例措置」というのを目一杯使えるんです。
例えば「部品の輸入関税が免除」であるとか「法人所得税の7年間の
免除」等ですね。
(再輸出の問題が初期にはあったのですが域内関税撤廃で、これも
基本的には問題がなくなった)
で、保守契約や部品販売等も「ドル建て」で決済すると、
「外貨獲得の意義も」大幅に認められる(各国から研修に来る
技術者達の宿泊やら移動等で発生する副次的な経済効果
もそれなりに見込めますし)
前に僕が書いていた「感謝される企業戦略と戦術」というのを
実行するとこうなる、みたいな感じじゃないでしょうか?
つまり、初期投資を最小に抑えながら且企業活動に必要な様々な分野での
収入(利益)確保は確実に掴んでいるんですが
進出先国への「還元効果」もかなりなレベルになると考えられるからです。
それと同時に大いに興味を持ったのは、現地の人間の性格を非常に
上手く活用していると言いますか
例えば
ユニフォーム・・作業用と移動用のユニフォームがしっかり分離
されていて尚且つ秀逸なデザインと言いますか洗練され且機能的な
デザインのユニフォームになっているんです。
(ユニフォームと言うのは一種のステイタスシンボルなので、
所属する会社のユニフォームを着用して通勤する、というのはある種、
その人間の誇りにもなっています)
この部分に関してそのCEOは「社員全員が広告塔の役割を果たすのさ」
と表現していましたが、これも経費対効果の面からすると
非常に有益な経費の使い方ですね。
後はその派生なんですが「メンテ工具」等も非常に良く吟味されていて
ローカルの人間が「見せびらかしたくなる工具=その工具自体を大事にする」
モノが選ばれていたことです。
研修センターのインストラクターも含めて、自分は専門家だと言う
自尊心を満足させる様々な細かい工夫(経費的にそんなに高く無い)を
丹念に行うことで、ローカルの技術者自身に、自覚とか向上心みたいな
ものをしっかり持たせられる訳ですし
いわゆる「安易なジョブホップ(転職)」も抑制出来る効果迄
生み出しているとも考えられます。
(それに、頑張って具体的な技術レベルを上げるとその会社の中で
経営陣に迄出世出来るという明確な目標もある訳ですし、
実力を向上させようと言う競争意識も自然と生まれる)
初期の人材確保に約1年半程度掛かったようですが、一端それが出来て
しまうと、その後のリクルートには信じられない応募数が集まる
ようになったともそのCEOは言ってましたので
イラクでも同様ではないか?と思うんですね。
つまり
出だしは大変でも、一端弾みがつくとかなり速いペースで現地化が可能
になるんじゃないか?です。
日本で出来なかったことを新生イラクで試してみる・・そんな感覚と
言いますか、戦略と戦術を持った日本企業だとかなり上手く行くんじゃ
ないでしょうかね?色々な面で・・・
これは メッセージ 1122 (katuragi1940 さん)への返信です.
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