イラク日本人襲撃事件

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>作られた「自己責任論」

投稿者: battamother 投稿日時: 2004/07/01 04:56 投稿番号: [653 / 1062]
amadeusdus   さま、拝見しました。
違う視点から説いた『自己責任論』で、ここしばらく私は侃々諤々論議を戦わせていましたが・・・。
今回は、貴方が問題提起されている『作られた自己責任論』に視点を合わせて少し私なりに感じていたことを述べたいと思っています。
政府やマスコミによる情報操作というのは、今始まったことではなく、かつてからよくあったことです。これも国内外の為政の一環として、ほとんどどこの国でもよくあること。特にアメリカの保守派ネオコンなど得意技。クリントン大統領などもその手の陰謀で失脚させられた。大儀なきイラク戦争などその最たるもの。
ただ、その政府の情報操作等が個人に向けられたというのはあまり前例を聞かない。
その意味での貴方の問題提起には重要な意味を感じています。

小泉首相が再訪朝から帰国した日、拉致家族の方達から小泉首相が非難されていた場面がテレビに一斉で放送された。
その後、今度は拉致家族の方達に、非難中傷嫌がらせが集中した。
その後、横田氏はトーンを下げた形で弁明されていた。
もう一人『貴方にはプライドがないのですか!』と、中でも激しい怒りをもって小泉首相に主張していた方(お名前は失念)が、その後の聴衆からのバッシングの後コメントされていた。
『メディアは怖いですね』
正確ではないけども、だいたいこのような趣旨の事を述べられていた。
つまり、ある意図をもってピンポイントで情報を流すと、現実とは随分違ったイメージの情報ができあがってしまうということの怖さを述べていたようだ。

訪朝から帰国して疲労の色の見える小泉首相が、その足で拉致被害家族の方達と面談した。激しい抗議の怒濤の中彼は言い訳することなく『全ての責任はこの私にある』と述べた。
これを見た民衆は、『小泉首相が可愛そうだ』『拉致家族の救出のために訪朝したのに、それに対して感謝の念はないのか!』等々、小泉首相に同情が集まり、かつ支持率もアップした。それも政治的な演出と見るメディアもあったが、その辺の真偽は分からないので言及しないが、少なくともメディアの報道の仕方が影響した結果であることは間違いない。
人質3人の時の政府側に立ったバッシング、北朝鮮拉致家族の小泉首相批判に対するバッシング。
それを『お国に楯突くとは』といった発想にも似た、かつてのナショナリズムが再浮上してきているのではないかと懸念するメディアもある。

政治的意図をもって捏造された『自己責任論』故の人質及びその家族の方達への責任に関しては、あらゆる手段を使って彼らを救出したことをもって、政府はその責任をすり替えたのかも知れない。
一方、マスコミはその言論の影響に対して訴訟でもされない限り、具体的な責任を取ることはあまり例を見ない。何故ならば、彼らは『言論の自由』を盾にしているからだ。
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