イラクで犠牲になられた方々に捧げる
投稿者: take_the_rag_away 投稿日時: 2005/08/11 00:03 投稿番号: [1029 / 1062]
もうひとつ・・
小説宝石『特集「戦争」を描く』に、橋田幸子さんが「イラクで犠牲に
なられた方々に捧げる」という2ページのエッセイを寄せていました。
イラクで拘束され、この6月、157日ぶりに解放されたフランス人記者に対する
フランスでの対応と、5人の日本人犠牲者のケース、さらに、解放された人質
5人のケースを比べ、フランスと日本の国情の違いを述べています。
政府・マスコミ・市民団体が一体となって解放運動を繰り広げたフランスに対し、
事件の究明も何もされない日本。
外務省に問い合わせると、「イラクの警察から何も連絡がないからわからない」と
返答されたそうです。
最後の一文:
「戦後60年、世界のあらゆる組織にパイプを築き情報を収集しようという
努力を怠ってきた日本政府のツケを払うのは私たちなのです。」
フランスと日本では、事情が違う・・・それはその通りでしょう。
でも、幸子さんを突き動かしたのは、何よりこの「無念さ」。
一貫して訴え続けているのは、この点につきます。
橋田信介さんが、個人的なパイプから取材をしてきたことは、本を一冊
読めばよくわかります。その延長線上にあるのが、モハマドくん。
そして、フリー・ジャーナリストが、欠けた情報をうめる役割を果たして
きたという面は、確かにあるでしょう。
8月15日には、ドラマ「覚悟 〜戦場ジャーナリスト橋田信介物語〜」が
放映されます。
http://www.tbs.co.jp/syusensp_kakugo/
幸子さん、インタビューに答えて:
「自分なりに気持ちの整理をするために書いたものがドラマになるとは
思いませんでした。」
「あくまでドラマですしフィクションですから、それはそれとして
割り切ってはいます。」
「夫がイラクの武装グループに襲撃されるシーンでは、これが本物の
犯人だったら殺してやろうと思いました(笑)。」
ドラマで、どう描かれるかわかりませんが・・
原作『覚悟』でも、襲撃事件について綴った第一章の最後に、イラクでの事件が
ことごとく“迷宮入り”、手をこまねいているだけの政府、それを追求しようとも
しない新聞やテレビにふれ、「世界中に、こんな国、はたしてあるでしょうか。」
と結んでいます。
私個人の意見は、日本政府・警察・公安が、そこまで無能だとは思わない、
信じたくない、というところ。
国益のために、公表できないこともあるだろう、と。
何より大事なのは、自衛隊が無傷で任務を完了すること。
今、いかなる武装勢力も、刺激すべきではない・・
イラクが落ち着いたら・・・虚しい願望かもしれませんが。
このドラマのストーリーが「事件の真相」であるという根拠は、
「襲撃犯を名乗る人物」からのインタビューテープと、
あの「キデル・ディア氏」とお兄さんの現地取材、それだけです。
この事件、決してピリオドは打たれていないと思います。
しかし、幸子さんが自ら動き、自分を納得させた結論。
他に何の手がかりもないんですから・・
幸子さんの活動、全てに共感するワケではありませんが、
賞賛には変わりがない・・尊敬しています。
一体誰が、あれ以上のことをできたでしょう。
ドラマを見て、「自業自得を美談にするな」とか、「どうして
一少年だけに・・」とか、書き込みをしようと思われた方・・・
そんな問題でないと思いますが・・・どうでしょう?
小説宝石『特集「戦争」を描く』に、橋田幸子さんが「イラクで犠牲に
なられた方々に捧げる」という2ページのエッセイを寄せていました。
イラクで拘束され、この6月、157日ぶりに解放されたフランス人記者に対する
フランスでの対応と、5人の日本人犠牲者のケース、さらに、解放された人質
5人のケースを比べ、フランスと日本の国情の違いを述べています。
政府・マスコミ・市民団体が一体となって解放運動を繰り広げたフランスに対し、
事件の究明も何もされない日本。
外務省に問い合わせると、「イラクの警察から何も連絡がないからわからない」と
返答されたそうです。
最後の一文:
「戦後60年、世界のあらゆる組織にパイプを築き情報を収集しようという
努力を怠ってきた日本政府のツケを払うのは私たちなのです。」
フランスと日本では、事情が違う・・・それはその通りでしょう。
でも、幸子さんを突き動かしたのは、何よりこの「無念さ」。
一貫して訴え続けているのは、この点につきます。
橋田信介さんが、個人的なパイプから取材をしてきたことは、本を一冊
読めばよくわかります。その延長線上にあるのが、モハマドくん。
そして、フリー・ジャーナリストが、欠けた情報をうめる役割を果たして
きたという面は、確かにあるでしょう。
8月15日には、ドラマ「覚悟 〜戦場ジャーナリスト橋田信介物語〜」が
放映されます。
http://www.tbs.co.jp/syusensp_kakugo/
幸子さん、インタビューに答えて:
「自分なりに気持ちの整理をするために書いたものがドラマになるとは
思いませんでした。」
「あくまでドラマですしフィクションですから、それはそれとして
割り切ってはいます。」
「夫がイラクの武装グループに襲撃されるシーンでは、これが本物の
犯人だったら殺してやろうと思いました(笑)。」
ドラマで、どう描かれるかわかりませんが・・
原作『覚悟』でも、襲撃事件について綴った第一章の最後に、イラクでの事件が
ことごとく“迷宮入り”、手をこまねいているだけの政府、それを追求しようとも
しない新聞やテレビにふれ、「世界中に、こんな国、はたしてあるでしょうか。」
と結んでいます。
私個人の意見は、日本政府・警察・公安が、そこまで無能だとは思わない、
信じたくない、というところ。
国益のために、公表できないこともあるだろう、と。
何より大事なのは、自衛隊が無傷で任務を完了すること。
今、いかなる武装勢力も、刺激すべきではない・・
イラクが落ち着いたら・・・虚しい願望かもしれませんが。
このドラマのストーリーが「事件の真相」であるという根拠は、
「襲撃犯を名乗る人物」からのインタビューテープと、
あの「キデル・ディア氏」とお兄さんの現地取材、それだけです。
この事件、決してピリオドは打たれていないと思います。
しかし、幸子さんが自ら動き、自分を納得させた結論。
他に何の手がかりもないんですから・・
幸子さんの活動、全てに共感するワケではありませんが、
賞賛には変わりがない・・尊敬しています。
一体誰が、あれ以上のことをできたでしょう。
ドラマを見て、「自業自得を美談にするな」とか、「どうして
一少年だけに・・」とか、書き込みをしようと思われた方・・・
そんな問題でないと思いますが・・・どうでしょう?
これは メッセージ 978 (take_the_rag_away さん)への返信です.
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