イラク日本人襲撃事件

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「覚悟」橋田幸子

投稿者: take_the_rag_away 投稿日時: 2004/12/05 00:39 投稿番号: [978 / 1062]
「覚悟   戦場ジャーナリストの夫と生きた日々」
   著者: 橋田幸子(はしだゆきこ)
http://www.chuko.co.jp/new/200411/003581.html

【目次】
  信介さんへ
  プロローグ−2004年5月27日、イラク、マフムディア
  第一章   「気丈さ」の裏側
  第二章   二十五年の追憶
  第三章   天が遣わした子、モハマド
  第四章   イラクよ!そして日本よ!
  ふたたび、信介さんへ
  あとがきに代えて


この本は、買いました。立ち読みでは、失礼なので。

何より、この本で初めて、事件直後の毅然とした態度の裏にあった感情、
涙が語られています。違和感を感じた、あるいは、批判的に思っていた
方には、ぜひ読んでほしいと思いました。

事件の真相…プロローグに書かれたストーリーは、CIAと間違われ殺された
とする文藝春秋9月号記事と同内容。しかし、文藝春秋では、「計画は当初
殺害ではなく、誘拐であった」とされていたが、今回は「アメリカ人、しかも
CIAを四人も殺したら、世界に大変なインパクトを与えるはずだった」。

幸子さんの情報源は、やはり、キデル・ディア氏。
幸子さん自身が頼んだ、とありますが、その時まで面識はなかった、とも。
誰か、紹介したのでしょう。
ディア氏、「ご自身がイラクに渡ってさまざまな情報収集を行ってくれた
のに加え、現地在住の彼のお兄さんが「犯行グループ」から直接話を聞く
ことに成功したのです。」

幸子さんがこれを信じたのは、文藝春秋のもうひとつの記事、金子貴一氏
の『「テロ実行犯」独占四時間』と内容が一致したため。しかし、こちらも
犯人グループと名乗る者から連絡があっての、間接的なインタビューです。
はっきり言って、捏造された情報でないという確証は、何もない。

しかし、『橋田信介氏がサレハ君を助けようとしていたという話しから、犯人が
「謝罪」した』というストーリーは、幸子さんにとっては、信介氏への供養と
して、信じたいものであるには違いないでしょう。

第一章の最後の言葉:
「今回のイラクでは、ご存じのように、日本人がいくつかのトラブルに
  巻き込まれています。でも、その事件のことごとくが“迷宮入り”。
   :
   :
  疑問符ばかりが、浮かぶのです。
  これらの点を曖昧にしたまま、手をこまねいているだけの政府、その
  姿勢を正面から批判、追求しない新聞やテレビ。世界中に、こんな国、
  はたしてあるでしょうか。」

この章では、外務省も、警察も、何も動いてくれなかったことが繰り返し
述べられています。真相に迫る報道も、何もない。そんな中、自らが動き、
得た情報にすがるのは、無理もありません。

日本の政府は、警察は、公安は、本当にこんなにダメなんでしょうか?
「犯行グループ」の知り合いがそこに居るのに、何もしないんですか?
日本中が注目した事件の「真相」を、マスコミはどうして取り上げない?
勝谷さん、宮嶋さん、本当にこれでいいんですか?なぜ、何も言わない?

CIAと間違われた、という話は、やはり腑に落ちないところだらけ。
依然、納得はできませんでした。



個人的に、この本のハイライトは、第二章に書かれた、出会いから結婚、
そして結婚生活の部分でした。何て素敵な夫婦であったことか・・
第三・四章に書かれた内容には、思うこともいろいろありますが・・
このあたりは、また、後日に。
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