ムスリム軍主導にはできないのでしょうか?
投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2004/05/19 05:46 投稿番号: [1319 / 5091]
日本人といったって、日本人内部でさまざまな利害対立があります。
全く同様にイラク人内部にもさまざまな利害対立があります、
イラク人といっても、純粋無垢ではありません。
6月末に主権移譲が行われる予定だったからこそ、イラク内で、それを見越して、
アメリカ側からも、イラク人側からも、動きがありました、
①アメリカにとっては、主権移譲後に、アメリカにとって”邪魔な”勢力を
移譲前にできるだけ潰しておくという短期的目的だったと思います。
・対スンニ派武装勢力
・対サドル派
②イラク人内部での主導権争い
・キルクークを巡る対立
・シーア派内部の対立(シスターニ師、サドル師、SCIRI派)
・チャラビ派民兵
この二つのモメントがあると思います。
ファッルージャを包囲し、サドル師の新聞社を閉鎖、逮捕状の発行。
つまり、米軍の方が能動的でした。
ファッルージャでの戦闘を全世界が知りました。
ファッルージャという一つの街を米軍が包囲し、700名もの老人・女性・
子供を含む市民を殺害しました。
このことを全世界が知ってしまったのです。
つまり、米軍は、「テロリストと闘っている」と主張してきたが、少なくとも
ファッルージャでは、テロリストとの闘いではなく、街全体が敵になっていたと。
ファッルージャでの戦闘で全世界にその惨劇が報道されました。
ファルージャでの敗退は、米国の占領統治の失敗であり、米国防総省の敗退です。
国際的世論にも考慮したものだとも思います。
そういう意味では、ファッルージャの民衆の闘いが、アメリカの
<イラクにおける親米政権作り>という政治的目的を挫折させた、一歩後退
させたのだとも言えると思います。
まだまだアメリカは諦めてはいませんが、、、
アメリカは方針を転換し、国連主導にするとしました。
それは実体的にも、ネオコン派が消沈し、パウエルの国際協調派が主導権を
握ったことにも現れています。
しかし、現状では、国連主導になっても、事態は複雑で混迷しています。
例えば、北部の巨大油田キルクークでは、シーア派・スンニ派連合軍とクルド
両派が武装対峙しています。
今すぐ米軍が撤退したら、すぐに武力衝突が始まる可能性は高いと思います。
米軍撤退と同時に、キルクークに非武装地帯を設けるか、国連PKOを派遣し
なければならないと思っています。
ファッルージャでの惨劇と捕虜虐待ということで、少なくとも現在において、
イラクの治安維持の矢面に米軍が立つのは、妥当とは思えません。
アラブ連盟のムーサ事務局長は、
「何故我々アラブはイラクの主権・尊厳の回復を目指す復興プロセスから排除
されているのでしょう。我々はアメリカの敵ではないのです。そして敵という
役割も演じたくありません。アメリカにもアラブ世界を敵と見なして欲しく
ありません」
「アメリカの中東政策が膠着状態に陥っている原因は、アメリカの主張がいつも
イスラエル側に偏っていることにあるのです」
「重要な話し合いが限られた人々の間だけで行われています。これこそが最大の
問題です」
現在、米軍主導での治安維持は、国民の強い反米感情の高まりから、かなり
難しいと思っています。
米軍が今すぐ撤退しなくとも、一時的に、後景に退いてもらい、
①国連の新たな安保理決議に基づいて
②同じイスラム教徒のムスリム軍が治安維持活動の前面に立つ
この方が、事態の沈静化に役立つのではないかと思うのです。
(アラブ諸国、イラン、トルコ、インドネシア等々の国々)
(トルコ軍がキルクークへ入ると逆効果とも思います)
全くのド素人考えなのですが、何故それができないのでしょうか?
私には分からないのです。
・ムスリム軍に対して武力で抵抗する勢力なら、それは全イラク人にとっての
本当の敵だと、ほとんどのイラク人が認めるのではないでしょうか。
具体的には、アルカイダ系の外国勢力が、もし武力行使してきた場合、
・それに対して戦闘することをほとんどのイラク人は反対しないのではないか。
・反対しないだけではなく、ムスリム軍に外国勢力の情報を各地元勢力が細かく
通報=協力してくれるのではないか。
米軍にとっても悪い話ではないと思えるのですが、、、
無理なんでしょうか?
無理だとしたら何故なんでしょうか?
私は、私の本心から望むことは、これ以上イラクで血が流されないことです。
イラク人の血も、米兵の血もです。
全く同様にイラク人内部にもさまざまな利害対立があります、
イラク人といっても、純粋無垢ではありません。
6月末に主権移譲が行われる予定だったからこそ、イラク内で、それを見越して、
アメリカ側からも、イラク人側からも、動きがありました、
①アメリカにとっては、主権移譲後に、アメリカにとって”邪魔な”勢力を
移譲前にできるだけ潰しておくという短期的目的だったと思います。
・対スンニ派武装勢力
・対サドル派
②イラク人内部での主導権争い
・キルクークを巡る対立
・シーア派内部の対立(シスターニ師、サドル師、SCIRI派)
・チャラビ派民兵
この二つのモメントがあると思います。
ファッルージャを包囲し、サドル師の新聞社を閉鎖、逮捕状の発行。
つまり、米軍の方が能動的でした。
ファッルージャでの戦闘を全世界が知りました。
ファッルージャという一つの街を米軍が包囲し、700名もの老人・女性・
子供を含む市民を殺害しました。
このことを全世界が知ってしまったのです。
つまり、米軍は、「テロリストと闘っている」と主張してきたが、少なくとも
ファッルージャでは、テロリストとの闘いではなく、街全体が敵になっていたと。
ファッルージャでの戦闘で全世界にその惨劇が報道されました。
ファルージャでの敗退は、米国の占領統治の失敗であり、米国防総省の敗退です。
国際的世論にも考慮したものだとも思います。
そういう意味では、ファッルージャの民衆の闘いが、アメリカの
<イラクにおける親米政権作り>という政治的目的を挫折させた、一歩後退
させたのだとも言えると思います。
まだまだアメリカは諦めてはいませんが、、、
アメリカは方針を転換し、国連主導にするとしました。
それは実体的にも、ネオコン派が消沈し、パウエルの国際協調派が主導権を
握ったことにも現れています。
しかし、現状では、国連主導になっても、事態は複雑で混迷しています。
例えば、北部の巨大油田キルクークでは、シーア派・スンニ派連合軍とクルド
両派が武装対峙しています。
今すぐ米軍が撤退したら、すぐに武力衝突が始まる可能性は高いと思います。
米軍撤退と同時に、キルクークに非武装地帯を設けるか、国連PKOを派遣し
なければならないと思っています。
ファッルージャでの惨劇と捕虜虐待ということで、少なくとも現在において、
イラクの治安維持の矢面に米軍が立つのは、妥当とは思えません。
アラブ連盟のムーサ事務局長は、
「何故我々アラブはイラクの主権・尊厳の回復を目指す復興プロセスから排除
されているのでしょう。我々はアメリカの敵ではないのです。そして敵という
役割も演じたくありません。アメリカにもアラブ世界を敵と見なして欲しく
ありません」
「アメリカの中東政策が膠着状態に陥っている原因は、アメリカの主張がいつも
イスラエル側に偏っていることにあるのです」
「重要な話し合いが限られた人々の間だけで行われています。これこそが最大の
問題です」
現在、米軍主導での治安維持は、国民の強い反米感情の高まりから、かなり
難しいと思っています。
米軍が今すぐ撤退しなくとも、一時的に、後景に退いてもらい、
①国連の新たな安保理決議に基づいて
②同じイスラム教徒のムスリム軍が治安維持活動の前面に立つ
この方が、事態の沈静化に役立つのではないかと思うのです。
(アラブ諸国、イラン、トルコ、インドネシア等々の国々)
(トルコ軍がキルクークへ入ると逆効果とも思います)
全くのド素人考えなのですが、何故それができないのでしょうか?
私には分からないのです。
・ムスリム軍に対して武力で抵抗する勢力なら、それは全イラク人にとっての
本当の敵だと、ほとんどのイラク人が認めるのではないでしょうか。
具体的には、アルカイダ系の外国勢力が、もし武力行使してきた場合、
・それに対して戦闘することをほとんどのイラク人は反対しないのではないか。
・反対しないだけではなく、ムスリム軍に外国勢力の情報を各地元勢力が細かく
通報=協力してくれるのではないか。
米軍にとっても悪い話ではないと思えるのですが、、、
無理なんでしょうか?
無理だとしたら何故なんでしょうか?
私は、私の本心から望むことは、これ以上イラクで血が流されないことです。
イラク人の血も、米兵の血もです。
これは メッセージ 90 (imonoyamashotengai さん)への返信です.
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