イラク戦争

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草稿:イラク情勢(その2)

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2004/05/04 05:12 投稿番号: [90 / 5091]
・「暴れん坊将軍」サドル師
  サドル師は、<急進派>で、反米武力闘争路線ですね。
  サドル師はその父親が元大アヤトラで、フセインに殺されたという純粋サラブ
  レッドであり、血統的には文句なく第一級の血筋ではあります。
  しかし、まだ三十代と若く、血気盛んで「暴れん坊将軍」です。
  シスターニ師の下で、大人しくしていたのですが、米軍からの逮捕状という
  挑発にのり、武装闘争に立ち上がりました。
  米軍からの逮捕状というのは、両派の対立を煽るのが目的なのか、シスターニ
  師の黙認の下なのかは分かりません。
  反米武装闘争を勇ましく煽り立てることにより、シスターニ師の穏健路線に
  物足りない層が、サドル派に加わりつつあるのだと思います。
  配下のマハディール軍民兵が一万人というのは、勢力が増加しつつあるから
  ではないでしょうか。
  しかし、両者とも米軍との全面戦争を決断するとも思えません。純粋軍事的に
  勝てるとは思えないからです。
  サドル師は米軍と闘っている姿勢を見せることで勢力を拡大したい。
  シスターニ師は、闘いを収めることで権威を誇示したいというところでしょう
  か。
・サマーワでは、数日前、サドル派の千人のデモに、穏健派が更に千人加わりま
  した。
・サマーワで先日、自衛隊に配慮したサドル派の宗教指導者が更迭され、今日、
  学生300人の自衛隊撤退要求デモが行われました。
・「サラーム・パックス:バグダッドからの日記」によると、大学構内で、イス
  ラム教の宗教組織であるハウザが伸張していると書かれていました。


  <Ⅳ>シーア派とスンニ派の共闘
  ファルージャ支援という運動がイラクで巻き起こっているそうです。
  それには、シーア派、スンニ派の区別なく行われています。
  少し前から、両派は共同での礼拝、共同でのデモ行進という共闘関係を積み
  重ねてきました。


  <Ⅴ>その他
・「イラク暫定評議会」の数名がファルージャなどへの攻撃に抗議して辞職
・新生イラク軍は、ファルージャへの攻撃を拒否、
  更には、ファルージャへ武器を横流しする者もあるとのこと
  同じイラク人を殺せないということだと思われます。
・復活したイラク共産党は何をしているのか全く分かりません。
  かつては一大勢力を誇ったんですが、他国同様、イスラム復古の波に飲み込ま
  れてしまい、最早一大勢力となることは不可能なのでしょうか?
・少数民族:アッシリア人、トルクメン人等について


  <Ⅵ>米軍
  米軍はシーア派だろうが、スンニ派だろうだ、両者の共闘だろうが、軍事的に
  負ける恐れはありません。
  しかし、数千、数万のイラク人を殺して勝利しても、明らかにデメリットの
  方が大きすぎると思います。
  従って、これ以上の戦闘の拡大を望んでいないと思われます。
  従って、国連を呼び戻すという選択肢しかないのではないかと思われます。
  しかし、国連自体が、現段階でどう考えているのかが分かりません。

・パウエル国務長官の「パートナーシップ戦略」(「論座」2月号収録)
  ネオコン派を抑え、現ブッシュ政権では、パウエルの中道派が主導権を把握
・大統領選では、ビンラディン逮捕でもない限り、ブッシュは負けると思って
  います。
・民主党のケリー候補のイラク政策が分かりません。
  「国連を重視する」としか言っていません。
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