> イラク情勢における日本の国益
投稿者: kamei_tokumei 投稿日時: 2005/06/15 20:11 投稿番号: [278398 / 280993]
中東地域からの安定した石油供給こそが「日本の国益」につながるので、
そのために、イラクの平和安定を図る積極的関与が必要である・・・
という意見に関しては、いささか観念的に過ぎる印象を受けます。
実際、日本経済はフセイン政権下のイラクの石油に量的な依存はありませんでした。
あのまま、もしアメリカによるイラクへの武力侵攻がなかった場合に、
短・中期的に見て、どれだけ中東の石油供給に大きな影響を及ぼしたかどうか?
また今後のイラク情勢が、間違いなく以前より確実な石油供給を保障する、
というのであれば、具体的な検証をしなければならないと考えます。
イラクに必要な人道支援の具体例は、治安維持人員への給与保障である・・・
という意見については、それがイラク国民への「人道支援」になるのか?
疑問に思います。イラクの民主的暫定政府が、他のなによりも率先して
そういった資金援助を望んでいるのであれば検討の余地もありますが、
支援する国の側が、限定して治安維持にかかる資金を提供するというのは、
意味としては、アメリカが行っている治安維持兵力の駐留と、同じです。
イラク国民を守るための治安維持なのか?
それとも、
日本、およびアメリカ他、外国の権利を守るためのそれなのか?
それに、
旧勢力もイラク人、新勢力もイラク人。どうにも難しい問題です。
これは メッセージ 278396 (ohayou_asa_1 さん)への返信です.
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