イラクで日本人拘束

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>アメリカと抵抗勢力どちらが悪いか

投稿者: ermintrudecow 投稿日時: 2004/10/08 02:43 投稿番号: [240867 / 280993]
shippou_kohaku さんこんばんは。

まず、「米軍の攻撃で殺された市民もイラクのテロの巻き添えで死んだ人も、どちらも犠牲者だということは同じだ。誰に殺されたら可哀想で、誰に殺されたら言えるはずはない。」
というshippou_kohaku の感性は健全で、全くその通りで、共感いたします。

ただ問題の焦点は、テロリストという見えない敵と戦い、テロが生まれる土壌を改善して平和を作るのに適切な方法は何かということです。
国連のアナン事務総長が「間違った政策は、人を殺す。」とアメリカを意識して語っていたように、不適切なテロ対策が、平和を作るどころか緊張を拡大し戦争やテロを広めてやしないかということです。
9.11のテロの被害者に同情する感性は、健全だと思いますが、「これだけのことをされた以上、私達には仕返しをする権利がある。」という恐怖心や復讐心にまで同情するのは、間違いだと私は思います。
実際、テロリストという、どこだかかわからない敵に報復するため、タリバンという目に見える相手にターゲットを定め、多数のアフガン市民を殺しながら攻撃した結果、未だにビン・ラディンすら捕まえられないというのが、9.11以降の報復の連鎖の始まりです。
繰り返しますが、圧倒的な武力と政治的影響力が差がある以上、非を改めて問題解決できるイニシアチブを取る力があるのもアメリカでしょうから、アメリカの責任は大きいです。

> 今、アメリカが非を認めて撤退と言い出したとして、
> テロリスト達は、黙って見ていてくれるのでしょうか。
> 引き上げる多国籍軍に対して、攻撃をしないと思えますか?
> 私には、ここぞとばかり攻撃をする様な気がして仕方ありません。

この感性はまさに、アメリカ人の恐怖心と軌を一にしていると思います。
テロを起こされたアメリカ人の恐怖心は理解できますが、恐怖のあまりテロリストを完膚なまでに潰さない限り安心できず、フセインが今すぐにでも攻撃しに来るという話すら信じてしまい、相手側の一般市民の被害も辞さず強硬な攻撃を続けた結果が、以前よりテロが増えている今の状態です。
アメリカが非を認めて態度を改めた場合、今の強硬派の抵抗勢力が交渉のテーブルにつくだろうと期待できる材料はたくさんあるように見受けられます。
もちろん、それでも攻撃をする勢力はいるかもしれませんし、多国籍軍がいきなり撤退したらそれは内戦になる怖れがあります。
でも、多国籍軍が、アメリカ主導という形から離れて、国連主導のような、アメリカのための軍隊ではなく紛争解決のために抑止的な軍隊だという中立性を持った形になれば、イラク市民の支持のもとに、国連軍とイラク人が平和と復興のために一緒に働く余地が拡大します。
何にせよ、武力による強攻策が今まで成果をあげず、テロリストが増える一方だということから考えると、別の方法を考えるべきなのは明らかです。
自衛隊については、他でも書きましたが現在の形での派遣は、中立性に明らかに問題があるので、私は撤退すべきだと思います。

平和を作るのに一番重要なのは、いかなる方法で緊張を減らすかということだと思います。
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