イラクで日本人拘束

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灼熱のイラク戦場日記−4

投稿者: amadeusdus 投稿日時: 2004/08/10 21:08 投稿番号: [229375 / 280993]
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「ドレイミ氏はラマディで本当のムジャヒディンのリーダーと会ったそうです。そして、彼が会ったリーダーは、もし日本政府が要求を呑まないと24時間ごとに人質を1人ずつ殺していくと宣言したそうです。要求内容は、日本の外務大臣はイラクにやって来て、ファルージャでアメリカがどんなにひどいことをやっているか直に見ること。そしてイラク人に謝罪をすること。さらに自衛隊を国外に出すことだそうです」
  なんちゅうこと。そんな要求、絶対に今の小泉政権が受け入れるわけないじゃん。ということは、人質は殺されてしまうってこと?   真偽が確認されていない情報ではありますが、暗澹とした気持ちになりました。
  このところメール等で伝わってくるのは、日本では人質家族の記者会見に対して反感が高まっているといった話題ばかり。失われるかもしれない命を前にそんな「狭い」話をしているとは、醜悪の一言。いや〜な気持ちになっていたところに追い討ちとなる話でした。
  廊下で会った片野田さんに新たな声明の件を伝えると、怪訝な表情で言いました。
「おっかしいなあ、なんか永田町では小泉(首相)はけっこう余裕の表情らしいんだよ。そういう切羽詰まった状況には、とてもじゃないけど見えないみたいなんだよな」
  じつは裏ですでに話がついているのでしょうか、それとも話がついていると思った相手はまったくの見当違いだったのでしょうか。現時点ではまったく判断がつきません。



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子供たちが高遠さんに寄せる信頼は、絶大なものでした。彼らはみな一様に口にします。「ナホコはいつ戻ってきてくれるんだ」、と。それがいかに大変で、大したことであるか、話を聞きながら考えていました。
  ストリートチルドレンが他人に心を開くということは、容易なことではありません。偽物の善意はすぐに相手に伝わり、拒絶されてしまいます。全身でぶつかっていかないと、このような信頼は得られないでしょう。
  聞けば、彼女は子供たちに食糧を持って来て、一緒に食べていたそうです。また、シンナーを吸っているのを見つけると本気で怒ってくれたそうです。
  30分ほどの取材を終えた時、ナビールの顔が今度は怒りに震えていました。
  どうした、ナビール?
「小野さん、私はこんなにイラクの子供のためにやってくれているナホコを誘拐した犯人が許せません。いますぐアルジャジーラに行きましょう」
  アルジャジーラ?   どうして?
「いま撮ったビデオを放送してもらうのです。そうしたらナホコを誘拐した犯人も絶対に後悔して彼女たちを解放するはずです。お願いです。一緒に来てください」
  彼の真剣な表情を見て、わたしはとてもノーとは言えませんでした
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