ギリシャ人は反米か? (2)
投稿者: pattsy_mint_1010t 投稿日時: 2004/08/03 00:59 投稿番号: [226687 / 280993]
◆旧ユーゴスラビアとギリシャ
セルビアを中心とした旧ユーゴスラビア、現在はセルビア・モンテネグロと改称したこの国、特にセルビアに対して、ギリシャ人はある種のシンパシーを感じています。
それは宗教です。ギリシャも旧ユーゴの中心セルビアも、キリスト教三大宗派の1つ、ギリシャ正教の国。中世、ビザンティン帝国が確立したこの宗派に、ギリシャもセルビアも属している。
また、セルビアはギリシャ同様、中世から近代にかけて異教徒のオスマン帝国に支配されてきたという歴史を共有しています。苦難の末勝ち取った両国の独立。そんなシンパシーがあって、・・・。(後略)
◆ギリシャ人とコソボ紛争
そんなセルビアを、アメリカ率いるNATO軍は空爆しました。1999年のことです。記憶に残っている方も多いことでしょう。いわゆコソボ紛争です。
セルビアは、アルバニア系住民が多いコソボ自治区のアルバニア系住民を迫害していました。それは確かに人道上放置できない問題でした。当時、クリントン政権下のアメリカは、セルビアへの空爆以外に、これを食い止める方法はない、と考えたのです。
空爆によって、セルビア人の厭戦気分は高まり、民主派が決起、アルバニア系住民を迫害していた旧ユーゴのミロシェビッチ政権は崩壊し、コソボには高度な自治権が認められ、コソボ紛争は終結しました。
しかし、これにむかついたのがギリシャ人です。同じギリシャ正教徒のセルビア人を、われわれと近しいセルビア人を、われわれ同盟国たち、とりわけアメリカはなぜ攻撃するのか。ここでも、反米感情は一気に高まりました。
この件については、やや共感度が鈍くなってしまいます。宗教や似たような歴史の共有という点で、実感的な具体例がイメージしにくいからです。
さらに私の場合、ボスニアの時のムスリムや、コソボのアルバニア人には同情しております。ただ、空爆という手段はやはりよいとは思えません。
なんにしても、アメリカの派兵や警備のための武装が余計にテロリストを刺激して、危険な状態になりはしないかと懸念しております。
これは メッセージ 226676 (pattsy_mint_1010t さん)への返信です.
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