繰り返すが・・・
投稿者: kyusen9000 投稿日時: 2004/04/28 01:55 投稿番号: [142813 / 280993]
世論としての自己責任論は被害者家族の不自然な反応に反発する形で沸きあがったものだと理解している。
彼らは、第一声から、事の原因は政府にあると声高に主張し、政府の対応に始まり救出方法にいたるまでことごとく批判を繰り返したうえ、挙句に一部の政治団体と結束して自衛隊撤退運動まで展開してしまった。その一方で、犯人に対しての憤りというものがとても希薄に感じられ、まるで政府が誘拐犯であるとでも思っているかのような、あるいは、救出に奔走しているというより政府批判と政治運動に奔走しているような印象すら与えた。
要するに彼らは、事件の責任は自衛隊を派遣した政府にあるといい続けたのだ。
こうした奇異な行動に違和感を覚えた多くの国民は、「政府にばかり責任をなすりつけているが、この人たちの息子、娘だって政府の退避勧告を無視してるんだし、そういう部分での責任はないのか?」という気持ちになった。それが「自己責任」という世論を形成していったのだ。そして、救出された後くらい、形だけでも政府に対する謝辞の一言でも言っておけばよかったものを、そこでも同士とか仲間にしか礼を言わなかった態度を見せられるにいたり、爆発してしまった。
簡単に言えば、「お前のせいだ!」とあまり強く言い過ぎたから、「お前にだって責任はあるだろうが・・。」と言われ出し、意にそぐわなかったとはいえ救出に金も労力も費やした政府に形すらも礼を言わない態度に皆が切れ、いよいよ「自己責任だ!」と囃し立てた。それだけのことなのだ。
したがって、今回の「自己責任論」はその極めて特異な発生過程を無視して論じられるものではないのである。
「本質的な自己責任論」ではなく、家族に対する反発から生まれた「後付の感情的自己責任論」なのだ。
当然、このような世論形成がいいのか悪いのかと言えば、良いわけはないのだが、今回の結末だけを見て日本国民の国際意識とかを論じるというのは物事の本質が見えていないのでは?という感が否めない。
ninja_poodleさんの意見は当たり前すぎて、「そのとおりです。」としか言いようがないのだが、しかし、今回の件はそういうまともな反論はあまり意味を為さないと思うのだ。
皆の本心は「家族にお灸をすえる。」だから・・・。
これは メッセージ 142485 (ninja_poodle さん)への返信です.
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