「国連幻想」古森義久(産経新聞社)②
投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2004/04/25 20:04 投稿番号: [134558 / 280993]
<第四部>もし国連がなければ
①「国連なし」の模擬演習:崩れ落ちた「代替不可能論」
「国連が現実の軍縮の分野で達成したことは何か。それはゼロである」
②アメリカの反発:「敵対機関へ資金拠出」の意識
③非同盟の攻勢:ソ連寄り「反米」対立の構造
④シオニズム糾弾:アメリカへの打撃を狙ったソ連
⑤無力のODA:虚しい”見返り票”への期待
日本は中国、ベトナムに多額のODA、しかし、北朝鮮非難決議に反対
⑥ILO脱退:アメリカの反国連は保守派に限らず
米AFL(労働総同盟)、民主党リベラル派も支持。その後80年に復帰
⑦仮想の舞台:レーガン政権の「反撃」政策
⑧分担金不公正:金額と権限の著しい落差:日本は19%を負担、米は22%
先進16カ国が80%を負担。三分の二の多数の第三世界の負担は3%
⑨事務総長の光と影:主権国家の仲介役に終始
総長人事は安保理が推薦し、総会が事後承認、拒否権も有効な為、5カ国の
同意が必要 「中立国は存在しても中立人は存在しない」(フルシチョフ)
⑩国連職員の弱み:「特権や免責」国家が無視:「国際公務員」
国連の通常予算の七割は職員の給与や経費
⑪冷戦の終わり:非効率と肥大で期待薄れ
冷戦後、国連への期待が高まる。湾岸戦争では一致。しかしその後、期待外れ
⑫アメリカ代表が調査:不正や浪費の防止先送り
<第五部>日本は国連に幻想を抱いている
①日本大使の体験:「国連中心主義」の危険性
「国連は国際協調を求める場ではあっても、所詮異なる主権国家が自国の利益
を追求して、駆け引き、取引を展開する舞台にすぎない」
「日本には自国の利益のために国連を利用するという視点が欠けている」
②わが内なる信仰:国際水準が認識を変える
「国連という存在は、それをみる側の視線が、どんな国際水準にあるかで印象
は「全能」にも「無力」にも変わってくる」
「「国際秩序の担い手」にも「単なる国際調整の場」にも変わってくる」
「国家、民族あっての個人、日本あっての自分ということを長い国連生活の
末に初めて痛感するようになった」
③加盟までの四年余の硬直:日本の国の特殊性をも示す
「国連が日本加盟とまさに同じ時期にソ連軍のハンガリー侵攻に対して、全く
何もできないという歴史的な挫折を示したことは皮肉だった」(明石康氏)
「日本の保守陣営も、「やがては国連の集団的安全保障が日本を守る」という
立場を表明していた。だから1951年に日米両国が結んだ旧安保条約も
国連の集団的安保措置の効力が生じたと両国が認めた時には失効する、と
記されていた」
④日本の分担金:突出した金額の実益とは
⑤日本と敵国条項:解決済みか、削除か、共存か
「敵国条項の削除は日本の過去の侵略行為が許されたという明確な象徴とも
なりうる」(独の国際政治学者)
⑥日本と常任理事国:安保理の課題と国内の難色
⑦憲法と常任理事国:集団的自衛権禁止の足かせ
「日本は自国の軍隊が海外での戦闘に関与できるよう国内法も国民感情も変わ
るまでは安保理常任理事国入りを考えるべきではないだろう」
(英ジャーナリスト)
⑧日本人の専門職員:充足率三割台、下がる一方
⑨二つのアプローチ:実行困難な「内からの改革」
NATOプラス:国連+NATO
いかなる基本的な改革も国連総会での全加盟国の三分の二以上の賛成が必要
拒否権も有効、このハードルを越えることは難しい
⑩普遍性へのチャレンジ:新しい国際枠組みの提案
<第六部>世界銀行とIMFも欠陥だらけ
①最後の桃源郷:官僚の天下り、存在感なき日本
②官僚の親睦会:基礎知識は出向後に学習
③官僚主導の日本:政策討議では重視されず
他の主要国は皆トップには開発や金融には一家言を持つ学者や論客を送り込ん
でいるが、日本は官僚の天下り先
④途上国援助の無効:借り入れ国多数「成長なし」
⑤「総裁」の貴族趣味:派手な言動、運営方針に論議
⑥総裁への脅威:アメリカ政府・議会から批判と不満
⑦IMF廃止論:ブッシュ政権、底流に根強く
⑧途上国開発援助:非難される「自由市場主義」
⑨日本基金の運用の醜聞:財務省手中、実態は不透明
⑩デッドウッド:国益損なう”縄張り意識”
①「国連なし」の模擬演習:崩れ落ちた「代替不可能論」
「国連が現実の軍縮の分野で達成したことは何か。それはゼロである」
②アメリカの反発:「敵対機関へ資金拠出」の意識
③非同盟の攻勢:ソ連寄り「反米」対立の構造
④シオニズム糾弾:アメリカへの打撃を狙ったソ連
⑤無力のODA:虚しい”見返り票”への期待
日本は中国、ベトナムに多額のODA、しかし、北朝鮮非難決議に反対
⑥ILO脱退:アメリカの反国連は保守派に限らず
米AFL(労働総同盟)、民主党リベラル派も支持。その後80年に復帰
⑦仮想の舞台:レーガン政権の「反撃」政策
⑧分担金不公正:金額と権限の著しい落差:日本は19%を負担、米は22%
先進16カ国が80%を負担。三分の二の多数の第三世界の負担は3%
⑨事務総長の光と影:主権国家の仲介役に終始
総長人事は安保理が推薦し、総会が事後承認、拒否権も有効な為、5カ国の
同意が必要 「中立国は存在しても中立人は存在しない」(フルシチョフ)
⑩国連職員の弱み:「特権や免責」国家が無視:「国際公務員」
国連の通常予算の七割は職員の給与や経費
⑪冷戦の終わり:非効率と肥大で期待薄れ
冷戦後、国連への期待が高まる。湾岸戦争では一致。しかしその後、期待外れ
⑫アメリカ代表が調査:不正や浪費の防止先送り
<第五部>日本は国連に幻想を抱いている
①日本大使の体験:「国連中心主義」の危険性
「国連は国際協調を求める場ではあっても、所詮異なる主権国家が自国の利益
を追求して、駆け引き、取引を展開する舞台にすぎない」
「日本には自国の利益のために国連を利用するという視点が欠けている」
②わが内なる信仰:国際水準が認識を変える
「国連という存在は、それをみる側の視線が、どんな国際水準にあるかで印象
は「全能」にも「無力」にも変わってくる」
「「国際秩序の担い手」にも「単なる国際調整の場」にも変わってくる」
「国家、民族あっての個人、日本あっての自分ということを長い国連生活の
末に初めて痛感するようになった」
③加盟までの四年余の硬直:日本の国の特殊性をも示す
「国連が日本加盟とまさに同じ時期にソ連軍のハンガリー侵攻に対して、全く
何もできないという歴史的な挫折を示したことは皮肉だった」(明石康氏)
「日本の保守陣営も、「やがては国連の集団的安全保障が日本を守る」という
立場を表明していた。だから1951年に日米両国が結んだ旧安保条約も
国連の集団的安保措置の効力が生じたと両国が認めた時には失効する、と
記されていた」
④日本の分担金:突出した金額の実益とは
⑤日本と敵国条項:解決済みか、削除か、共存か
「敵国条項の削除は日本の過去の侵略行為が許されたという明確な象徴とも
なりうる」(独の国際政治学者)
⑥日本と常任理事国:安保理の課題と国内の難色
⑦憲法と常任理事国:集団的自衛権禁止の足かせ
「日本は自国の軍隊が海外での戦闘に関与できるよう国内法も国民感情も変わ
るまでは安保理常任理事国入りを考えるべきではないだろう」
(英ジャーナリスト)
⑧日本人の専門職員:充足率三割台、下がる一方
⑨二つのアプローチ:実行困難な「内からの改革」
NATOプラス:国連+NATO
いかなる基本的な改革も国連総会での全加盟国の三分の二以上の賛成が必要
拒否権も有効、このハードルを越えることは難しい
⑩普遍性へのチャレンジ:新しい国際枠組みの提案
<第六部>世界銀行とIMFも欠陥だらけ
①最後の桃源郷:官僚の天下り、存在感なき日本
②官僚の親睦会:基礎知識は出向後に学習
③官僚主導の日本:政策討議では重視されず
他の主要国は皆トップには開発や金融には一家言を持つ学者や論客を送り込ん
でいるが、日本は官僚の天下り先
④途上国援助の無効:借り入れ国多数「成長なし」
⑤「総裁」の貴族趣味:派手な言動、運営方針に論議
⑥総裁への脅威:アメリカ政府・議会から批判と不満
⑦IMF廃止論:ブッシュ政権、底流に根強く
⑧途上国開発援助:非難される「自由市場主義」
⑨日本基金の運用の醜聞:財務省手中、実態は不透明
⑩デッドウッド:国益損なう”縄張り意識”
これは メッセージ 124197 (imonoyamashotengai さん)への返信です.
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