>通りすがりの外国人の意見
投稿者: rambutanz 投稿日時: 2004/04/23 13:32 投稿番号: [125703 / 280993]
返信していただきありがとうございました。
しかしあなたの意見からも文化や歴史の違いを感じるものがありました。
身内が生命の危機にさらされた時、家族が取り乱すぐらいのことは、私の育った文化では非難されるべきのことではありません。神戸の地震の時、あれほどの惨状にも関わらず泣きじゃくる人がほとんどいなかったのも外国人には不思議に映りましたね。
また、人質事件を利用して政府批判をするのも政治家にとっては自然なことで(自作自演なら別ですが)、どこの国の政治の世界でも同じです。日本人は「権力者」に対する民衆の闘争の歴史に乏しかったせいかも知れませんが、権力に横暴に怒るより権力の妨げになるものを排除しようとします。
陳腐かも知れませんが、「日本人は善悪をはっきりとしない」という文化も絡まっているのではないでしょうか。欧米のキリスト教文化、アジアの儒教文化では善と悪は不変の価値と見なされます。「他人を助ける」ことはいうまでのなく「善」なので、人質になった3人を非難することは「悪」になります。
日本人の考え方は「アメリカとの同盟関係を強化して経済的な利益や北朝鮮の脅威に対処できる軍事力をつけるための基盤づくり」という国の目的の前には人質になった3人の行動は道徳的に「善」であってもそれは「偽善」と貶されてしまいます。
もし3人の行動が国際的に評価されて、大げさにいうとマザーテレサみたいに世界中の人から尊敬されるようになれば、今度は彼らを責めることが「日本にとって不利益」になり、ノーベル賞を受賞した田中さんみないにちやほやされるのではないでしょうか。
これは メッセージ 125529 (kenkyu_ronbun さん)への返信です.
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