イラク

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イラクのものはイラクへ

投稿者: oixkozo 投稿日時: 2005/02/06 10:22 投稿番号: [601 / 649]
  ファルージャでイラク国民の大量虐殺を指揮した海兵隊のマチス中将は「人間を撃つのは楽しみだ」と公言した。米軍の将校たちは、自分の部下がイラクで消えることを何とも思ってはいない。彼らは、イラクでの殺人旅行の「楽しみ」の道具であり、部下の死はむしろこの「楽しみ」を増やすための生贄である。こうした将校たちの長官たるラムズフェルドは、同じ「楽しみ」を共有してはいないだろう。ラムズフェルドは、若干知的であり、ビジネス的である。将校たちの欲望を満足させながら、石油の確保を「楽しみ」にしている。もちろん、アメリカのためではなく、己の財布のためである。ブッシュはビジネスマンではなく、「自由の戦士」たる政治家である。彼の知性では、こうした将校たちの「努力」によって、いずれ戦争犯罪人として裁かれる運命にあることは、知る由も無い。何と言っても、ラムズフェルドやチェーニーはビジネスマンだけあって、人の使い方が巧い。ブッシュを「自由の戦士」に煽て上げて、自分のやった犯罪の責任を、当のブッシュに押し付けるだろう。ライスは国務長官という椅子に感動して舞い上がり、本気で「自由の戦士」を夢見る。イラクの「自由と民主主義」は、彼らの貪欲と無知の中からではなくて、この貪欲・無知との戦いの中からしか産まれない。
  ブッシュはイラク撤退を求める「統一イラク同盟」が勝利した、今回の選挙を「我々の勝利だ」と宣言して、イラクから撤退するのではなく、居座ることを宣言する。撤退して欲しければ、我々の言うことを聞け、武装を解除しろ、と言う訳である。選挙を拒否した「イスラム聖職者協会」は、米軍の撤退を明示すれば、新政府に協力する用意がある、と言う。イラクの主権は、ホワイトハウスではなく、イラク新政府が握っている。米軍がイラクにいるかどうかを決めるのは、ホワイトハウスではなく、イラク新政府である。米軍が勝手にイラクに残ることは、もはや出来ない。イラク国民は米軍の撤退を望んでいる。米軍こそが、イラクの混乱の元凶であり、「外国人テロリスト」を呼び寄せた張本人だからである。イラク新政府がイラク国民と共に歩もうとするならば、一刻も早く、米軍の撤退を求め、反政府武装勢力との対話を開始する以外に無い。米軍の銃口を向けながら、反政府武装勢力との平和的な対話は不可能である。イラクの分裂を引き起こしたのは、米軍であり、ホワイトハウスである。従って、米軍の駐留延長こそ、イラクを分裂させ内戦の危険を高めるだろう。米軍と共にイラク国民を虐殺しながら、イラクの主権を取り戻すことは出来ない。米軍の銃口の下で、イラクの平和と民主主義は有り得ない。
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