Re: 日本外務省の見解でよいのでは
投稿者: isamu309 投稿日時: 2008/01/16 13:32 投稿番号: [64416 / 66577]
いい加減南京虐殺問題の不毛な論争にうんざりしているので、野生さんの呼びかけに呼応する形でレスさせていただきます。
東京裁判の正当性の是非はに就いては、パール判事が勝者が敗者を一方的に裁くことの不当性を指摘し、裁判自体が法的な正当性を持たない以上、全ての戦犯の無罪を主張しました。
しかしながら他の判事は、パール判事の意見を退け、裁判自体は正当であり、各戦犯を有罪としました。
確かに戦勝国が、敗戦国のみの非行の罪を問うことに議論の余地は多分にあると思います。しかし当事国である日本政府(日本の公式の行政統治機関)が、既にその結果に就いて公式に受け入れることを表明している以上、それを覆すような行動を後の政府が取れば国際的な非難を招くでしょう。
むしろパール判事の意見を真摯に受け止め、その精神を現在の国家間紛争解決時における国家レベルでの犯罪行為に対する勝者による一方的な正義の押し付けを防止する努力をする方が、東京裁判と言う不当な裁判を経験した国として取るべき道ではないでしょうか。
南京虐殺に関して言うと、30万と言う犠牲者の数は誇張であるとしても、私は実際に有ったと思います。
但し、これの非を一方的に日本側に鳴らす中国側の態度には肯首しかねます。まず当時の中国軍には多くの便衣兵が混じっており、日本軍としては民間人と兵士の区別が就かない状況がありました。
民間人と思い油断しているところを突然狙撃され、戦場での苦難を共にしてきた友人や同僚が突然命を失うのです。
本来正規軍にとっての敵とは軍服を着た兵士たちです。相手が軍服を着、武装をしているからこそ自身が相手を殺すこと躊躇を持たなくなるのです。
ところが、そのタブーを中国側が破った。民間人の格好をした兵がいきなり撃ち掛けてくる。兵士は疑心暗鬼に陥り全ての民間人が兵士に見えてきますし、そのような『卑怯』な行為に対する憎悪は、本来の民間人に対してさえも向けられるようになります。
まったく同じ状況は今現在でも起きているでしょう?
イラクでは、米軍によるイラク市民への誤射事件が多発しています。これは民間人を装ったテロリストが次々と米兵を殺傷するため、米兵が疑心暗鬼に陥っていることが最大の原因です。
http://www2.asahi.com/special/iraq/TKY200603290508.html
さすがにメディアが発達し、軍の行動に厳しい監視の目が向けられる現代では、大規模な民間人の殺戮行為には及びませんが、そのような時代では無かった60年も前に日本軍にイラクの米軍並みの自制心を期待する方がどうかしています。
(ちなみに米軍のイラク侵攻問題は持ち出さないように。私個人もアメリカの行動には批判的です。あくまで兵士心理の実例として提示しただけです。)
また多数の日本兵による処刑シーンが写真として提示されていますが、処刑される側が兵士(便衣兵)では無い、と言う証明はどこにあるのでしょうか?
ハーグ条約で、捕虜を特定の理由無しに処刑することは禁じられていますが、軍服を着用せず戦闘行為やスパイ行為に及んだものはその範疇外となり、捕らえた場合には処刑されても一切の戦争犯罪行為となりません。
これらの写真を以って南京虐殺の証拠の一部だとするのなら、彼らが便衣兵でなかった証拠を提示すべきでしょう。
また当時の南京周辺の日本軍は約20万ですが、その全てが南京近郊に展開できる筈も無く、また20万全てが正面戦闘兵力ではありません。工兵や、輜重兵などの補給部隊も多数存在し、且つ彼らは食料補給などの問題から後方に展開するのが一般的です。従って実際に30万もの人間を殺そうとした場合、一人の兵士が2〜3人を殺さなければならない計算になりますし、またその死体の処理には膨大な労力を要すでしょう。いつ中国軍の反攻が有るか判らない状況下で、日本軍首脳部が徒に兵士の体力を奪うような行為を取るとも思えません。
もちろん、日本兵に依る略奪、強姦などが無かったなどと言う気はありません。誠に恥かしい事ながら、中国戦線に派遣されていた愚父(北支なので南京事件には関与していないようです)が、中国の農家のどこに食料が隠してあるのかはすぐ判る、と自慢気に話していた事を記憶しています。
(続く)
東京裁判の正当性の是非はに就いては、パール判事が勝者が敗者を一方的に裁くことの不当性を指摘し、裁判自体が法的な正当性を持たない以上、全ての戦犯の無罪を主張しました。
しかしながら他の判事は、パール判事の意見を退け、裁判自体は正当であり、各戦犯を有罪としました。
確かに戦勝国が、敗戦国のみの非行の罪を問うことに議論の余地は多分にあると思います。しかし当事国である日本政府(日本の公式の行政統治機関)が、既にその結果に就いて公式に受け入れることを表明している以上、それを覆すような行動を後の政府が取れば国際的な非難を招くでしょう。
むしろパール判事の意見を真摯に受け止め、その精神を現在の国家間紛争解決時における国家レベルでの犯罪行為に対する勝者による一方的な正義の押し付けを防止する努力をする方が、東京裁判と言う不当な裁判を経験した国として取るべき道ではないでしょうか。
南京虐殺に関して言うと、30万と言う犠牲者の数は誇張であるとしても、私は実際に有ったと思います。
但し、これの非を一方的に日本側に鳴らす中国側の態度には肯首しかねます。まず当時の中国軍には多くの便衣兵が混じっており、日本軍としては民間人と兵士の区別が就かない状況がありました。
民間人と思い油断しているところを突然狙撃され、戦場での苦難を共にしてきた友人や同僚が突然命を失うのです。
本来正規軍にとっての敵とは軍服を着た兵士たちです。相手が軍服を着、武装をしているからこそ自身が相手を殺すこと躊躇を持たなくなるのです。
ところが、そのタブーを中国側が破った。民間人の格好をした兵がいきなり撃ち掛けてくる。兵士は疑心暗鬼に陥り全ての民間人が兵士に見えてきますし、そのような『卑怯』な行為に対する憎悪は、本来の民間人に対してさえも向けられるようになります。
まったく同じ状況は今現在でも起きているでしょう?
イラクでは、米軍によるイラク市民への誤射事件が多発しています。これは民間人を装ったテロリストが次々と米兵を殺傷するため、米兵が疑心暗鬼に陥っていることが最大の原因です。
http://www2.asahi.com/special/iraq/TKY200603290508.html
さすがにメディアが発達し、軍の行動に厳しい監視の目が向けられる現代では、大規模な民間人の殺戮行為には及びませんが、そのような時代では無かった60年も前に日本軍にイラクの米軍並みの自制心を期待する方がどうかしています。
(ちなみに米軍のイラク侵攻問題は持ち出さないように。私個人もアメリカの行動には批判的です。あくまで兵士心理の実例として提示しただけです。)
また多数の日本兵による処刑シーンが写真として提示されていますが、処刑される側が兵士(便衣兵)では無い、と言う証明はどこにあるのでしょうか?
ハーグ条約で、捕虜を特定の理由無しに処刑することは禁じられていますが、軍服を着用せず戦闘行為やスパイ行為に及んだものはその範疇外となり、捕らえた場合には処刑されても一切の戦争犯罪行為となりません。
これらの写真を以って南京虐殺の証拠の一部だとするのなら、彼らが便衣兵でなかった証拠を提示すべきでしょう。
また当時の南京周辺の日本軍は約20万ですが、その全てが南京近郊に展開できる筈も無く、また20万全てが正面戦闘兵力ではありません。工兵や、輜重兵などの補給部隊も多数存在し、且つ彼らは食料補給などの問題から後方に展開するのが一般的です。従って実際に30万もの人間を殺そうとした場合、一人の兵士が2〜3人を殺さなければならない計算になりますし、またその死体の処理には膨大な労力を要すでしょう。いつ中国軍の反攻が有るか判らない状況下で、日本軍首脳部が徒に兵士の体力を奪うような行為を取るとも思えません。
もちろん、日本兵に依る略奪、強姦などが無かったなどと言う気はありません。誠に恥かしい事ながら、中国戦線に派遣されていた愚父(北支なので南京事件には関与していないようです)が、中国の農家のどこに食料が隠してあるのかはすぐ判る、と自慢気に話していた事を記憶しています。
(続く)
これは メッセージ 64409 (yaseinomiryoku さん)への返信です.
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