中国

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Re: ロシアに獲られた清の領土

投稿者: red_northwestwolf 投稿日時: 2006/12/22 00:13 投稿番号: [61936 / 66577]
説得力がないというのは歴史事実を無視した感情論理だからである。

>・・・レーニンが反帝国主義の立場からこれらの破棄を宣言している。・・・これを根拠に不平等条約の無効と外満州の領有権を主張する権利がある。<<

当時のソ連政府は破棄を主張していたのは1896年以降締結された条約であって、その前に結ばれた北京条約などが含まれていない。ということはソ連の主張から根拠にできるものなど存在しないのである。


>さらに誇りのある国家ならば、不平等条約とはそもそも改めるべきものである(ただ、一方的な廃棄では戦争になる)。中国は孫文の時代から一貫して不平等条約の撤廃を目標にしており、毛沢東もロシアに奪われた外満州を決して放棄しなかった。<<

不平等条約だが、その合法性を「条約法に関するウィーン条約」に照らし合わせても否定することができない。改正しようとしても相手があっての話ではなかろうか?

一方、中ソ国境画定交渉が始まったのは残念ながら1964年の毛沢東の時代からであった。交渉前と交渉中に中国側は再三、「不平等条約によって割譲された領土の返還を要求しない。条約は不平等であるものの、中国側は問題解決に向けて、現実に基づいて事を運ぶ方針で、条約を元に、現存の国境線を合理的に調整したい」姿勢を表明した。この方針は国境画定が終わるまで一貫して徹底されてきたように思える。


>それを江沢民が路線変更して、外満州を放棄してしまった。・・・<<

珍宝島事件で中断した交渉が再開されたのは1987年のこと。中ソ双方は国際法に基づいて解決することで合意した。

1989年訒小平さんが帝政ロシアに割譲された150万平方キロの土地は清の時代に条約によって与えたものであることなどを考慮してこれらの条約を元に国境問題を解決すべきだと再度表明した。路線変更たることはなかったのである。


>時期としては、江沢民が権力を掌握した1990年ころからではないかと思うが、詳しい内容は江沢民に質して欲しい(それが出来れば苦労しないか)。<<

上のほうで触れたので省略。。。


>貴方は、中共が外満州を放棄した原因がほかにあるとお考えか。<<

中国の今の版図は中原を中心に拡大戦争をし続けてきた結果だと思う。よって周辺諸国との国境紛争が存在することは不思議ではない。勿論、それは版図の縮小と拡大の繰り返しであった。これに関して中国政府は今までにない柔軟性を示している。例えば、自分の主張を抑えて、日本が主張するEEZ中間線より中国側でのガス田開発とか、南シナ海で関係諸国に領海問題を棚上げにした共同開発を提案しているとかの行動で分かるようにいずれも相手国の主張を尊重する形となっている。これは中国が平和主義に変身しつつある証拠だと思うが、譲れない一線というのもある。平和裏に解決できるかどうかは関係国がどこまで妥協できるかによるが。。。
日本にとってインドが脅威的な存在ではないように見えるが、だからといって、インドが軍備を増強していないとは言えない。高度成長には軍備増強が付き物であることはどこにもある現象だね。


失礼ですが、もう遅いので御質問は明日お答えします。

では、お休みなさい!
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