Re: 娼婦の心理
投稿者: red_northwestwolf 投稿日時: 2006/11/05 22:49 投稿番号: [61150 / 66577]
>どこが違うの?<<
欧州の封建制は下記の特徴を持っている。
①領主が土地の占有者であり同時に独立的な経営者である「農奴」から、剰余生産物、又は労働力を提供させること。
②独立的な土地の占有者・経営者である農奴を収奪・搾取するために経済外的強制が行われること。
上記の2点においては日本にそれがなかったことに注目したい。
日本の農民は納税の義務を負わされたものの、比較的に自由だった。
従って、日本の所謂封建制という物は「納税のためのなんともつかないシステムだ」というのだ。
なかったとは言えなくても、少なくとも純粋な封建制じゃなかった。
そして、日本は封建制が未成熟のまま、近代に突入した。
>主君が家臣を一方的に従属させていたのではなく、主君も又家臣に対し義務を負っていた。封建制とはこのことを言う。
契約とは守るから意味がある。契約を守っている限り、主君と家臣の関係は安泰だ。<<
ヨーロッパの封建契約は領主と臣下が対等であったが、日本臣下の立場が弱い。その原因は次の二点が挙げられる。
①戦国時代が短かったために、強い家臣がその立場を強める間もなく、信長・秀吉による天下統一が進んでしまった。
②加えて日本では、大化の改新以来、中国の集権的政府(大一統)のイデオロギーを受け入れてきたので、
領主と家臣が平等であるとする観念が育ちにくかった。
「無論、ヨーロッパとアジアでは背景が違う。宗教的な要素も違う。だからありようが違うのは当たり前だ」。
この違いから考えてみれば、封建制も必ずしも一つのパターンしかないとは言えない。
多様性を持っているものだね。
>封建制度は民主制の必然的前段階と見なされており、これは西欧と日本にしかなかったのだ。<<
本当に例外がなかったのかな?
これは メッセージ 61131 (tokagenoheso さん)への返信です.
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