滅びの美学
投稿者: nihao_aq_jp 投稿日時: 2006/06/20 11:38 投稿番号: [56149 / 66577]
W杯のサッカー・・日本はクロワチアと引き分けと云う結果、予選リーグ敗退の可能性が更に大きくなってしまった。返す返すも緒戦の敗北が悔やまれる。
ここにおいて、完全な絶望と云うのではなく、まだ一縷の望みが残っていると云うところが泣ける。
次第に追い詰められ、前途はかなく、それでも玉砕(ぎょくさい)に向かって従容(しょうよう)として突き進むしかない。
相手は強豪のブラジル・・となれば、相手に不足はない。勝てないまでも善戦して、一矢報(いっしむく)いて討ち死にすれば、なみだ・なみだ・・その美しさは例えようがないではないか。
全身に悲壮感みなぎり、常ならぬ特攻精神で攻めかかり、かくして強豪を震撼せしむる戦果あるにおいては、我ら微塵(みじん)に砕け散るもまた本望と申すべきか。
平家の公達(きんだち)は西海・壇ノ浦の戦(いくさ)に破れて滅び、九郎判官(義経)は鎌倉殿(頼朝)に追われて亡んだ。
滅び行く悲愴の姿を眺めながら、日本人は涙し、心を震わせる。
勝てば勿論、単純に嬉しい。だが、負けても勝ちに勝(まさ)る感動があろうと言うものだ。天下第一の強豪に挑(いど)んで獅子奮迅の戦(いくさ)をするなら、負けて悔いなし。
胸中に「海行かば、みずくかばね・・」の旋律が響くではないか。
行け〜行け〜・・怯(ひる)むな、ドカ〜ンと一発やってくれい・・
頼むよ〜・・根性を見せてくれ〜い
これは メッセージ 1 (topics_editor さん)への返信です.
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