なるほど面白い本だと思いますが
投稿者: tokagenoheso 投稿日時: 2005/08/11 22:59 投稿番号: [41092 / 66577]
ざっと読んでみて、どんな意味があるのかいまいちはっきりしない。
ある出来事を評価するにも立場が違えば評価内容も変わるのは当然であり、その異なる評価を一つにまとめること自体無理がある。
また史実も感情論により表現が変わるとなれば、これも正確な資料となり得ない。
例えば
>日中戦争の勃発の責任はどちらにあるか?(中国VS日本)
「1937年に勃発した日中戦争は北京付近の橋で発生した衝突から始まる。この事件に関して“日本軍がはじめた”という中国側の意見と“どちらから始まったかは明らかになっていない”という日本側の意見が対立したが、日本軍が事件を起こしたという方向で整理された」
日中戦争がどちらの発砲で始まったかはまだ定説がないが、真実は一つであろう。ここで、新たな疑いのない証拠でも見つかったのならともかく、3国の協議で日本軍が事件を起こしたという方向に持っていくことが正しいのか。
つまり三国の立場の違いで評価や事件の解釈自体が異なるのは当たり前なのであり、それを声高にクレームを付ける人間がいるからその方向にずれるというのでは、このような本は有害無益だ。三者三様の解釈があり評価があることを明記し、並記すれば済むことではないのか。それなら共同作業の意味があり、無理をして統一するべきものではない。
極論が、日本兵が中国女性の足で餃子を作ったと言う話など、物的証拠などがないのに中国側の申し立てを考慮すること自体が問題ではないのか。これは例えば南京虐殺が有ったか無いかを資料による検証ではなく多数決で決めるような愚だ。
まったく無意味な作業だと痛感する。
これは メッセージ 41090 (japancockroach さん)への返信です.
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