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あくまで個人発言

投稿者: wangjunhe720 投稿日時: 2004/01/29 12:01 投稿番号: [3974 / 66577]
  gogai3000さん、akiさんへ

  まずフランス発の一件、情報提供をありがとうございます。もうすでに見られるように、お国の方のやり方を例に採って(学んで)私に「愛国心」を教えるわが国の方も居るわけですね。外側から少しでも非難されると、気持ちは穏やかにならなくなる。感情的な拒絶反応。典型的な馬鹿の壁と言うのですかね。これはいけないと思います。ところでシラク大統領あの人はあれだけの日本趣味で不思議なぐらい相撲に精通した方ですがね。所でいまだに外人といえば、相撲に対する見方と言うのは、明治前の日本人(中ん曲げ、太刀二つ、下駄)を見る気分で眺めている人は多いでしょう?相撲部屋めぐりの外人の姿には旧来の日本人観が抜けていないと疑われますね。あのサル氏は恐らく趣味的に言えば、シラクに対する、この類の見方でしょう?gogai氏の見方は中っていると思います。

  あと、フランス思想の話ですが、別に理解したわけでもないが、1939年ー45年の第二次大戦後のヨーロッパを席巻したのはフランス発の実存主義、これがやがてマルクス主義に対抗する自由主義陣営のイデオロギーとなります。1960年代この「実存」へのアンチ・テーゼのような形で登場してきたのが、ソシュールの言語学・記号学の影響を受けた構造主義、レヴィ=ストロ―ス(俗にいう野生の思考)、ラカンの精神分析理論、アルチュセールのマルクス主義、フーコーの知の考古学、ロラン・バルトの文学批評です。70年代あたりから静的に語りがちの「構造」に対抗し、構造そのもののダイナミックな運動に注目するポスト構造主義、ドゥルーズ、デリダ、リオタール、ガタリなどの人物が出てきたのですね。よそ目にはアメリカの科学哲学とか、カオス論、オートポイエースも有りますが、ま、90年代にはイギリス発のカルチュラル・スタディーズ、フミ二ズム、極最近賑やかなオリエンタリズム(エド・W・サイド)、ポスト・コロニア(リズム)。特に最近の学問の政治性、歴史哲学論、クレオール、他文化主義には欠かさず出るのがフランス思想者の影響です。日本の学界もこぞとついていくわけですね。フランス抜きに現代思想が語れない状態です。カルチュラル・スタディーズがアメリカの大学院生に教養課程に編入されてから、一気に拡大した。みんなが真似しますからね。最近日本では頭角を出し始めた若い学者はこう自称するほど、何をご専攻なされたの?迷わずに俺がね、カルスタ。恐らくakiさん辺りだと、何だよお前?笑っちゃうんですよ。

  続いてakiさんへ。
  折角ご親切に書いてくれたので、一言。天皇家の歴史は当然ご指摘の通り、明治によって一変わりを遂げました。中では明治38年から大正6年までの間に進められた神社合祀政策のように民心の統一、氏戸籍編纂、集落の行政村への統合、明治民法の内、祭祀条項の制定や、修身教科書の国定化などを徹底的に施行された。其の目的はアマテラスを皇祖とする天皇と、その臣民との関係を、家父長制度下における祖先の霊威に支えられた家長と、その子との関係に同定させた。アマテラスの奉祭を通じてすべての「臣民」の「出自の先祖」を祀る氏神として伊勢神宮を位置付けることにあった。ま、祖霊信仰の氏神を媒介として国家への統合過程の一環と捕らえることができよう。つまり違う信仰形式を削り落とすわけです。靖国神社もその過程において再定義されたわけです。因みに柳田國男、南方熊楠辺りはそれに反論もあったわけですが。

  で、akiさんのいう「裏」側については中国や韓国がどれほど熟知したか、よく分からないが、恐らく招魂社から靖国へ変わること、その辺は大して重要な問題点にもならないと私は思うわけです。重要視しているのは、戦犯が祀られている表面の事情。更に所謂A級戦犯合祀、つまり日本はあの戦争を美化すること、この一点です。全般に神社そのもの自身を否定も非難もしないわけです。

  本来は勿論それは日本内部の事情ですが、ただあまり日本政府の要人が大げさにやるから、こちらも気持ちとしては穏やかに居られない。それを単に言い掛りとして一蹴出来ないです。まま、私なりにいうと、馬鹿にするなと、いう所でしょうか。

  最後に一言、馬鹿馬鹿しい罵り合いには私は参加しないが、あくまで吾が中国側につくわけです。言うまでも無いことですが、ご理解を頂けると思います。

  論文の事はご心配を掛け、本当にどうもです。出来る限りご期待を裏切らないように自分の納得の行くところまで頑張っていきます。また宜しくお願いします。

  また激論をやりましょう。そんなに余裕もないですが。
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