訂正と余談
投稿者: wangjunhe720 投稿日時: 2003/12/10 11:37 投稿番号: [3233 / 66577]
訂正:白川静『中国古代の文学』のサブタイトル、正確は「―神話から楚辞へ―」
宋詞の古発音を研究なさる先生のお名前は、今すぐに出て来ないので、もしご興味があれば、その内調べて置きます。私は直に聞いたわけではなく、私の参加した漢詩のグループ、「葛飾吟社」(ホームページもあり)とのお付き合いがあり、詩作もなさっているようです。
余談:
昨日読んだのは今年発刊のスピヴァクSpivak,Gayatri Chakravoty の Death of a Discipline ( Columbia University Press)
タイトルだけを見れば今様の目障りの強そうな感じですが、インド出身の彼女、その実感を伴う語らいに非常に魅力的です。テーマは旧来、アメリカ・ヨーロッパの「地域研究」の一環を担う比較文学の研究に対する批判です。つまり比較文学を転位すること、displacing a discipline の意味で。当然のことながら、彼女は伝統的な比較文学をそのまま廃棄して事足れりとしているわけではなくて、学問としての根本を成す原典の厳密な読解に、彼女自身の意見を体験から紡ぎ出していく、そういう処が重要でしょう。往々にして第三世界からやってきた知識人、またも女性としたら泣き面で語るように想像され易い、聞えやすいが、内側からこじ開けるその力強さにおいて、彼女は多弁の徒ではないことを証明してくれる。例のエドワード・W・サイト似の境界知識人ですが、イギリス・カルチュラル・スタディーズに対して、盲従しない態度が鮮明。
出版されて間も無く、日本語化にもなる驚異の手っ取り早さ、この点、日本学術のよさが伺える。(ほぼ同年中に日本語訳が出版される)、来週は第二章、楽しみです。
a celebrity in academia... create[ s] a stir wherever she goes. ニューヨーク・タイムズの評です。
宋詞の古発音を研究なさる先生のお名前は、今すぐに出て来ないので、もしご興味があれば、その内調べて置きます。私は直に聞いたわけではなく、私の参加した漢詩のグループ、「葛飾吟社」(ホームページもあり)とのお付き合いがあり、詩作もなさっているようです。
余談:
昨日読んだのは今年発刊のスピヴァクSpivak,Gayatri Chakravoty の Death of a Discipline ( Columbia University Press)
タイトルだけを見れば今様の目障りの強そうな感じですが、インド出身の彼女、その実感を伴う語らいに非常に魅力的です。テーマは旧来、アメリカ・ヨーロッパの「地域研究」の一環を担う比較文学の研究に対する批判です。つまり比較文学を転位すること、displacing a discipline の意味で。当然のことながら、彼女は伝統的な比較文学をそのまま廃棄して事足れりとしているわけではなくて、学問としての根本を成す原典の厳密な読解に、彼女自身の意見を体験から紡ぎ出していく、そういう処が重要でしょう。往々にして第三世界からやってきた知識人、またも女性としたら泣き面で語るように想像され易い、聞えやすいが、内側からこじ開けるその力強さにおいて、彼女は多弁の徒ではないことを証明してくれる。例のエドワード・W・サイト似の境界知識人ですが、イギリス・カルチュラル・スタディーズに対して、盲従しない態度が鮮明。
出版されて間も無く、日本語化にもなる驚異の手っ取り早さ、この点、日本学術のよさが伺える。(ほぼ同年中に日本語訳が出版される)、来週は第二章、楽しみです。
a celebrity in academia... create[ s] a stir wherever she goes. ニューヨーク・タイムズの評です。
これは メッセージ 3231 (wangjunhe720 さん)への返信です.
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