>世界貿易機関加盟した中国の貿易構造
投稿者: japancockroach 投稿日時: 2005/03/15 01:25 投稿番号: [26100 / 66577]
日用ガラス業界
中国の日用ガラス品は年産約720万トンで、WTO加盟後に関税が20%引下げられても、輸入量が増えることはなく、国内の瓶缶メーカーの脅威とはならないようだ。だが、長期的に見ると中国のガラス器製品のグレードアップ、モデルチェンジには不利となりそうである。?軽工業機械業界WTO加盟は、第一に、軽工業機械業界の技術進歩に有利で、技術の導入、消化、吸収を軸に発足した軽工業機械業界にとっては一つのチャンスであり、新製品の開発、製品の構造調整、業界発展の促進に有利となる。第二に、製品と企業の国際競争力が向上する。第三に製紙機械、陶磁器加工機械の国有企業は、負担が重い上に、体制、メカニズム上も立ち後れているため、困難な状況に置かれている。国内の非国有企業の圧力を受ける一方で、国際的に同業者からの圧力を受けてもいる。非国有企業が作る製品の価格は国有企業を大きく下回り、販売手段も柔軟で、すでに一部市場を獲得している。また、特に製紙機械業界は国外の製造技術レベルとの格差が大きく、技術レベルの高い大型高速製紙機械のようなものは、国内では製造が困難で、大量に輸入に頼っている。ゆえに、製紙機械業界、特に国有企業は厳しい試練に立たされそうだ。
3.農産品を原料とする国内向け乳製品、酒造等の業界への影響は大
(1)乳製品:WTO加盟後、影響を受ける製品は主に粉乳類である。中国のチーズ、バターは現在生産量が少なく、WTO加盟後に関税が大幅に下げられても国内生産に大きな影響はない。むしろ輸入が増加して国内消費市場が育成され、国内でのチーズ、バター生産のために条件が創出されることになる。
(2)白酒、黄酒、ワイン業界:白酒、黄酒は、中国固有の酒類で、その生産は中国大陸に集中しており、消費地は内外の華人に集中している。ゆえに、WTO加盟の業界および企業への影響は小さく、逆に、輸出拡大に有利となる。現在、国内のワイン輸入は高関税による保護に頼っている。WTO加盟後は輸入関税が大幅に引下げられるため、近年発展し始めたばかりで、規模も実力も小さいワイン企業と、冷め始めたワイン市場にとっては、比較的大きな衝撃を与えそうだ。
(3)化学調味料業界:中国は、化学調味料の世界的生産・消費大国である。現在、世界の化学調味料生産量は120万トンで、1998年の中国の化学調味料生産量は65万トンだが、輸出は1万トン足らずである。中国の化学調味料生産コストは国外より高く、WTO加盟後は企業競争力の弱さのために、大きな衝撃を受けよう。
(4)飲料業界:製品の特長を見ると、含まれる水分が多く、長距離の輸送は不経済であるため、国際的にも飲料の輸出入貿易額は小さい。全体から見ると、関税についての変動も小さい。WTO加盟後、中国は関税を大幅に引下げ、濃縮オレンジジュースの輸入量が増加する。このことは一定期間、飲料工業の製品構造の調整、果汁工業の品質レベル向上、果汁飲料工業の発展促進に不利となる。だが、WTO加盟の炭酸飲料への衝撃は大きい。WTO加盟後は、コカコーラ、ペプシコーラへの総量増加、工場建設投資の制限が廃止される可能性があり、国内企業に大きな衝撃となるに違いない。
4.新興のパルプ製紙、製糖、MDI(ディフェニル・メタン・ジイソシアナート)業界に影響大、急がれる保護措置
続く
中国の日用ガラス品は年産約720万トンで、WTO加盟後に関税が20%引下げられても、輸入量が増えることはなく、国内の瓶缶メーカーの脅威とはならないようだ。だが、長期的に見ると中国のガラス器製品のグレードアップ、モデルチェンジには不利となりそうである。?軽工業機械業界WTO加盟は、第一に、軽工業機械業界の技術進歩に有利で、技術の導入、消化、吸収を軸に発足した軽工業機械業界にとっては一つのチャンスであり、新製品の開発、製品の構造調整、業界発展の促進に有利となる。第二に、製品と企業の国際競争力が向上する。第三に製紙機械、陶磁器加工機械の国有企業は、負担が重い上に、体制、メカニズム上も立ち後れているため、困難な状況に置かれている。国内の非国有企業の圧力を受ける一方で、国際的に同業者からの圧力を受けてもいる。非国有企業が作る製品の価格は国有企業を大きく下回り、販売手段も柔軟で、すでに一部市場を獲得している。また、特に製紙機械業界は国外の製造技術レベルとの格差が大きく、技術レベルの高い大型高速製紙機械のようなものは、国内では製造が困難で、大量に輸入に頼っている。ゆえに、製紙機械業界、特に国有企業は厳しい試練に立たされそうだ。
3.農産品を原料とする国内向け乳製品、酒造等の業界への影響は大
(1)乳製品:WTO加盟後、影響を受ける製品は主に粉乳類である。中国のチーズ、バターは現在生産量が少なく、WTO加盟後に関税が大幅に下げられても国内生産に大きな影響はない。むしろ輸入が増加して国内消費市場が育成され、国内でのチーズ、バター生産のために条件が創出されることになる。
(2)白酒、黄酒、ワイン業界:白酒、黄酒は、中国固有の酒類で、その生産は中国大陸に集中しており、消費地は内外の華人に集中している。ゆえに、WTO加盟の業界および企業への影響は小さく、逆に、輸出拡大に有利となる。現在、国内のワイン輸入は高関税による保護に頼っている。WTO加盟後は輸入関税が大幅に引下げられるため、近年発展し始めたばかりで、規模も実力も小さいワイン企業と、冷め始めたワイン市場にとっては、比較的大きな衝撃を与えそうだ。
(3)化学調味料業界:中国は、化学調味料の世界的生産・消費大国である。現在、世界の化学調味料生産量は120万トンで、1998年の中国の化学調味料生産量は65万トンだが、輸出は1万トン足らずである。中国の化学調味料生産コストは国外より高く、WTO加盟後は企業競争力の弱さのために、大きな衝撃を受けよう。
(4)飲料業界:製品の特長を見ると、含まれる水分が多く、長距離の輸送は不経済であるため、国際的にも飲料の輸出入貿易額は小さい。全体から見ると、関税についての変動も小さい。WTO加盟後、中国は関税を大幅に引下げ、濃縮オレンジジュースの輸入量が増加する。このことは一定期間、飲料工業の製品構造の調整、果汁工業の品質レベル向上、果汁飲料工業の発展促進に不利となる。だが、WTO加盟の炭酸飲料への衝撃は大きい。WTO加盟後は、コカコーラ、ペプシコーラへの総量増加、工場建設投資の制限が廃止される可能性があり、国内企業に大きな衝撃となるに違いない。
4.新興のパルプ製紙、製糖、MDI(ディフェニル・メタン・ジイソシアナート)業界に影響大、急がれる保護措置
続く
これは メッセージ 26099 (japancockroach さん)への返信です.
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