歩き方はそうだったようです
投稿者: kaspar47 投稿日時: 2003/09/15 08:24 投稿番号: [4472 / 44985]
日本人の歩き方はどうもそうだったようです。私も驚いた。
私はその頃に生きていて見たわけではないので、資料しかないのですが、以下に参考文献を短く引用します。
「明治維新まで日本人は全員がナンバで歩行していました。中世の絵巻物でも江戸時代の浮世絵でも、『走っている人』はすべて『阿波踊り』のように手を斜め前方に差し出して、ナンバで移動している姿が描かれているのです。」(養老孟司、甲野善紀『古武術の発見』)
ここで言うナンバとは、右足を踏み出す時には右半身が前に、左足を踏み出す時には左半身が前にという、例の歩き方です。
「この歩行法(ナンバ)は温帯モンスーン地帯の泥濘で深田耕作をする農民にとって労働するに際して、もっとも自然な労働の身体運用だったと推察されています。」武智鉄二『伝統と断絶』)
「この歩行方法は明治維新後に政治主導で『廃止』されることになりました。軍隊の行進をヨーロッパ化するために新しい歩き方が導入されたからです。(中略)新しい歩き方を習得させるために、全国の学校で『朝礼』というものが行われ、子どもたちはこの歩き方をその幼い身体に刷り込まれました。(中略)ナンバが完全に消えるまでに、さらにそれから百年以上の歳月を要しました。」(内田
樹『寝ながら学べる構造主義』)
時代劇の現代的歩き方は嘘だということになります。ちなみに朝鮮半島はどうだったんでしょうかね。
これは メッセージ 4429 (minusionderefresh さん)への返信です.
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