ゼロさんへ【トピズレではあるが……】
投稿者: lilasnosakukoro 投稿日時: 2005/01/11 22:06 投稿番号: [27641 / 44985]
こんばんは。
>どういう方向で正当化するのか、にもよるんじゃねえか?
私はむしろ、どういう「方便」で正当化するか、によると思いますね。
>「完全な海外への侵略戦争だった」
現実問題、こんなことを認める国家なんて戦後日本以外に一つもないでしょう。(だからいかに今までの日本の戦後教育が変だったかわかるわけだけど)
>「自衛の為に避けて通れない戦争だった」
どんな理由や原因で始まった戦争しろ、最終段階になれば、負けている方の国にとってそれは「自衛のための正当な戦い」です。(サダム・フセインだって、タリバンだって、ある意味それはそーだったのだから)
だから、
>「何もせず、外圧に屈したまま干上がったまま惨めに死ぬか」
「負ける戦いを選び、せめて一太刀浴びせて、前を向いて死ぬか」
だとしたら。
例えばリラさんならどっちを選ぶよ?
という選択肢を持ち出す時点ですでにナンセンスですよ。
たとえゼロさんが、
>俺は「自衛のための戦争だった」という方向で正当化させてもらうとするぜ。
としたところで、そんな理屈に耳を傾けるのはよっぽど冷静で知的な歴史学者くらいでしょう、少なくともアメリカ人ではね。
だいたい、ヒトラーの死後首相兼国防軍総司令官になったカール・デーニッツに関して、連合軍の将軍のなかには、
「彼はわれわれと同じ立場にドイツ人として立ち、われわれと同じ理由で戦っただけだ」
と言う人もいたそうですが、結局戦犯として捕らえられ禁固10年の判決を受けましたからね。
私が今すぐアメリカに対して太平洋戦争での日本軍の行動を正当化しなければならないとしたら、むしろ、戦後のアメリカの失策を突きます。
あなたたちは日本を攻めることで、日本という防共の砦を失い、その後のソビエトの勃興を許し、中国大陸を共産党の手に渡してしまったのではないですか? ってね。その損害の大きさを考えたら、太平洋戦争なんかはじめず日本と手打ちする妥当な線はあったと思いますが、と言うでしょうね。
実際、蒋介石は日本よりも先に共産党軍と戦いたかったのだし、そのあたりをうまくアメリカが日本と取り持てば妥協は成立したのじゃないか、って気がするのですよ。
実際、フランクリン・ルーズベルトの民主党は対日戦やれやれ! だったけど、共和党のなかには、むしろ日本をけしかけてソ連や中国の共産党と戦わせろ、という論調があったそうですから。そちらの主張をする側へのロビー活動に失敗したのが日本の最大の敗因かもしれない。
あるいは、張作霖爆殺が、アメリカという虎の尾を踏んだ最初かもねぇ? と思ったりもします。張作霖と蒋介石を延々いがみ合せるか、それに共産党を加えて三すくみにしておけば、日本ももっとうまく立ちまわれただろうにって思うんです。(後知恵ではなんとでも言えますけど)
それをなまじ張作霖を爆殺したりするから、息子の張学良を反日に追いやって結局西安事件なんかを起こさせるんじゃないですか。
まあ、これはどうすればアメリカと妥協しつつ中国での権益を守れたか、とは、別の問題ですけどね。
>最大の敵国だったアメリカの占領軍の司令官がこう言ってるんだしな。
マッカーサーは実際に日本人や朝鮮人、中国人なんかと直接接してみて、だいたいの事情を察したんでしょうね。彼が、共和党からの大統領出馬に野心を持っていたという話もありますし。
>原爆投下問題も、正当か不当かであっちじゃ割れてるらしいぜ。
原爆投下にはね、私は、ほぼ99%のアメリカ人が実は潜在的な罪の意識を持っていると思います。でもそれをはっきり意識すると、第2次世界大戦(太平洋戦争)は聖戦だったという彼らのアイデンティティが崩れるんです。だから、あのとき原爆投下をしなければ本土上陸作戦でアメリカ軍には200万人の死者が出ていただろうなんて、南京大虐殺どころじゃないトンデモ仮説まで持ち出してくるんですよ、彼らは。
このあたりの心理的葛藤はアメリカ人自身の問題なので、日本人としては彼らが心理的葛藤を抱えているという事実そのものを適当に利用することを考えるのが得策だと思います。
以上のようなところで、お答になっていますかね?
それでは。
>どういう方向で正当化するのか、にもよるんじゃねえか?
私はむしろ、どういう「方便」で正当化するか、によると思いますね。
>「完全な海外への侵略戦争だった」
現実問題、こんなことを認める国家なんて戦後日本以外に一つもないでしょう。(だからいかに今までの日本の戦後教育が変だったかわかるわけだけど)
>「自衛の為に避けて通れない戦争だった」
どんな理由や原因で始まった戦争しろ、最終段階になれば、負けている方の国にとってそれは「自衛のための正当な戦い」です。(サダム・フセインだって、タリバンだって、ある意味それはそーだったのだから)
だから、
>「何もせず、外圧に屈したまま干上がったまま惨めに死ぬか」
「負ける戦いを選び、せめて一太刀浴びせて、前を向いて死ぬか」
だとしたら。
例えばリラさんならどっちを選ぶよ?
という選択肢を持ち出す時点ですでにナンセンスですよ。
たとえゼロさんが、
>俺は「自衛のための戦争だった」という方向で正当化させてもらうとするぜ。
としたところで、そんな理屈に耳を傾けるのはよっぽど冷静で知的な歴史学者くらいでしょう、少なくともアメリカ人ではね。
だいたい、ヒトラーの死後首相兼国防軍総司令官になったカール・デーニッツに関して、連合軍の将軍のなかには、
「彼はわれわれと同じ立場にドイツ人として立ち、われわれと同じ理由で戦っただけだ」
と言う人もいたそうですが、結局戦犯として捕らえられ禁固10年の判決を受けましたからね。
私が今すぐアメリカに対して太平洋戦争での日本軍の行動を正当化しなければならないとしたら、むしろ、戦後のアメリカの失策を突きます。
あなたたちは日本を攻めることで、日本という防共の砦を失い、その後のソビエトの勃興を許し、中国大陸を共産党の手に渡してしまったのではないですか? ってね。その損害の大きさを考えたら、太平洋戦争なんかはじめず日本と手打ちする妥当な線はあったと思いますが、と言うでしょうね。
実際、蒋介石は日本よりも先に共産党軍と戦いたかったのだし、そのあたりをうまくアメリカが日本と取り持てば妥協は成立したのじゃないか、って気がするのですよ。
実際、フランクリン・ルーズベルトの民主党は対日戦やれやれ! だったけど、共和党のなかには、むしろ日本をけしかけてソ連や中国の共産党と戦わせろ、という論調があったそうですから。そちらの主張をする側へのロビー活動に失敗したのが日本の最大の敗因かもしれない。
あるいは、張作霖爆殺が、アメリカという虎の尾を踏んだ最初かもねぇ? と思ったりもします。張作霖と蒋介石を延々いがみ合せるか、それに共産党を加えて三すくみにしておけば、日本ももっとうまく立ちまわれただろうにって思うんです。(後知恵ではなんとでも言えますけど)
それをなまじ張作霖を爆殺したりするから、息子の張学良を反日に追いやって結局西安事件なんかを起こさせるんじゃないですか。
まあ、これはどうすればアメリカと妥協しつつ中国での権益を守れたか、とは、別の問題ですけどね。
>最大の敵国だったアメリカの占領軍の司令官がこう言ってるんだしな。
マッカーサーは実際に日本人や朝鮮人、中国人なんかと直接接してみて、だいたいの事情を察したんでしょうね。彼が、共和党からの大統領出馬に野心を持っていたという話もありますし。
>原爆投下問題も、正当か不当かであっちじゃ割れてるらしいぜ。
原爆投下にはね、私は、ほぼ99%のアメリカ人が実は潜在的な罪の意識を持っていると思います。でもそれをはっきり意識すると、第2次世界大戦(太平洋戦争)は聖戦だったという彼らのアイデンティティが崩れるんです。だから、あのとき原爆投下をしなければ本土上陸作戦でアメリカ軍には200万人の死者が出ていただろうなんて、南京大虐殺どころじゃないトンデモ仮説まで持ち出してくるんですよ、彼らは。
このあたりの心理的葛藤はアメリカ人自身の問題なので、日本人としては彼らが心理的葛藤を抱えているという事実そのものを適当に利用することを考えるのが得策だと思います。
以上のようなところで、お答になっていますかね?
それでは。
これは メッセージ 27571 (zerojager32 さん)への返信です.
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