順序が逆になりましたが、
投稿者: lilasnosakukoro 投稿日時: 2004/10/03 11:38 投稿番号: [22711 / 44985]
>またここにおられる日本の方にも尋ねてみたかった。
日本人のアイデンティティーとは?
私が日曜学校育ちであることはご存知ですね。そして、少女時代も、読む児童文学は洋書の翻訳ものばっかりでした。憧れは絶えずヨーロッパにあり、(そのわりには、ベルサイユ宮殿にもノイシュバンシュタイン城にも惹かれず、イスラム建築に心を揺すぶられているような子供でしたけど)、日本人に生まれたことは「なんて不自由なことなんだろう」と思っていました。ヨーロッパだったら、クリスチャンになることにもこんなに迷わなくてすむしって。
ところが、大学生のとき、田辺聖子氏の『隼別王子の叛乱』という小説を読み、その後、奈良の樫原神宮に旅行したことがありました。
ちょうどなにかの神事の真っ最中で、神社の庭にも奥へは入っていけなかったのですが、私は心底、そのなかをさまよっていけば本当に隼別王子やその他のキャラクターたちがいまだにそこに息づいていて、自分に語りかけてくるような錯覚に陥ったのです。
私は、日本の自然の本質は深い木立と木漏れ日と微かにそれを受ける沼だとおもっています。そういう世界にあこがれ、そこを心のふるさとと思う気持ちからは一生逃れられない、とそのとき覚悟を決めました。
はっきりと、「異端のクリスチャン」になったのはそのときからだというような気がします。
イエス・キリストへの思いは一生断ちきれないでしょう。
それでも私は日本人です。日本人として、日本人が愛するものを愛することを見守ってくださるイエスと信じるからかこそ、「異端」ではあってもクリスチャンを名乗りつづけていきたいと思っています。
それでは。
これは メッセージ 22672 (choiboomyoung さん)への返信です.
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