秀吉のコンプレックス
投稿者: lilasnosakukoro 投稿日時: 2004/10/03 11:51 投稿番号: [22712 / 44985]
>虚け斎さん
>でも秀吉は、好きですよ。
人間味が有りすぎてよい。
>老醜の当人に関わるのはパスですがね!
三つとも賛成ではあるんですが。
>彼の時代、差別の激しい時代、そんなハンデを持っていたなら、どんなに曲がっても可笑しくない。
それが本当なら、彼の明るさはおっしゃる通り天性のモノでしょう!
これはスゴイですね。
ここまで自分を自己肯定できるなんて、たしかに只者じゃありません。
でも天下人となってからの秀吉はどうでしょうか?
名門出身の女たちを次から次へと妾にしたことといい、金ぴか趣味の悪趣味さを千利休に皮肉られたことで彼を自害させたことといい、そして信長のプランの焼きなおしに過ぎない朝鮮征伐を持ち出して最後まで引っ込めきれなかったことといい……
彼はだんだん、自己肯定が出来なくなってしまったような気がします。多分、天才だった主君信長の面影が絶えずちらついていたんでしょうね。
その点、家康は楽でしたね。秀吉が間に入ることで信長に対してより冷静で、彼の欠点までも分析する時間を与えられたわけですから。
「難波のことも夢のまた夢」
という秀吉の辞世は、そう考えると、人間的で、明るくて、コンプレックスをたまたま引き出されてしまった男の悲しさが滲み出ているような気がします。
それでは。
これは メッセージ 22676 (utukesai03 さん)への返信です.
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