北朝鮮

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朝鮮貿易(さわりその2) リラさんへ

投稿者: cyukyo_ver2 投稿日時: 2004/05/11 00:03 投稿番号: [17765 / 44985]
貿易の国際情勢をもう少し突っ込んで解説してみます。
かなり時代に幅をもって書いているので、部分部分で矛盾が生じている
かも知れませんが、その辺は素人考察ということでご勘弁を(^^;


室町・戦国期の明・清を中心とする貿易圏

    ペルシャ・アラビア・ムガールの商人(   銀で中国と取引   )

             ↑↓

        【(元)明・清などの中国王朝   】   ⇔   その他の朝貢国

           ↑↓     ↑↓     ↑↓※3

南洋諸国   ⇔   琉球   ⇔   日本   ⇔   朝鮮
        ※1            ※2

※1
南洋諸国と日本の中継貿易、一部は琉球から明・清へ朝貢貿易品として
輸出(水牛の角・香辛料など)
明・清に対する朝貢品に関しては日本からの輸入品もあり

※2
通常の日朝貿易以外にも、李氏朝鮮の厳しい鎖国体制の関係で、特殊
な多角貿易の性質もあり、日本(対馬)を通じて南洋諸国や南蛮諸国の
物資も輸出

※3
日本から輸入し明・清に輸出(朝貢貿易=献納の色合い強し)
室町期には銅鉱石を輸入しそこから銀を精錬していたが、日本に『灰
吹法』が伝わり、銀目的での銅鉱石の輸入は減少した。
しかし日本の銅の品質は高く安価であったので、輸入自体は継続した。
また日本から安価で高品質の銀が入ってきたので、それを明・清への
朝貢品として用いた。

これらの貿易の特徴として、直接貿易を行う国や地域での相互間の物資
の流通だけではなく、幾つもの小さな貿易圏が複雑にリンクし様々な物
資が多様なルートで行き来していたことにあると思われます。

例えば、日本の銀・銅・硫黄・刀剣などは、直接明や清に輸出されてい
ましたが、それだけではなく琉球や朝鮮からも明や清に輸出されていま
した。当然逆も然りで、中国の生糸や絹は直接貿易だけではなく朝鮮や
琉球からも日本に入ってきていましたし、陶磁器や銅銭なども同じです。


さらに。。。

日本とメキシコの銀のラッシュにより、これらの中国との直接的な貿易
とは別に、マニラなどを中心としたインド、スペイン、メキシコ、オランダ
など世界各国にまたがる大貿易圏が成立していきました。


とまぁ、ここら辺までが当時の貿易圏と流通物資についてのさわりです。
相変わらず本題に入るまでの前置きが長くて申し訳ありません(苦笑
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