男と女(リラさんへ)
投稿者: yotaro47j 投稿日時: 2004/04/08 19:20 投稿番号: [16088 / 44985]
>『昼顔』ってあらすじしか知らないのですが、その範囲では『ボヴァリー夫人』を思い出します。もとネタなんでしょうか?
『昼顔』は夫と真に一つになるために、娼婦になります。霊肉の分離というキリスト教的な肉欲への問題提起とでも言えばいいのでしょうか。抵抗不可能な『昼顔』の原始の性と、近代化され空洞と化した現代の性とのせめぎあいという構図です。性への間のとり方というのが、『ボヴァリー夫人』と似ているようにも思います。おおげさに言えば、社会の虚構を破壊するものとしての娼婦、ということでは同じかも知れません。
あ、これ中村真一郎的考えかも^^;
あと、あまり記憶にありません、読んだのは記憶にありますが;;。
>「去ってしまった男を追いかけて、数歩で追い越してしまった女達の系譜」
面白いタイトル^^。そう言えばそうだなー。「女に追いこされないように頑張って、死んでしまった純情な男達の系譜」に『昼顔』のダンナは属しているかも知れません。
>紫式部は、実はファザコンだったのかもしれません。若紫時代の紫の上と光源氏の関係には、理想の父性を求める女の匂いを感じなくはないので。男性が「永遠に母なるもの」を女性に得ようとするように、女性は「理想の保護者」を男性に求める部分があるのかもしれない。
そうかも知れませんね。でも、「永遠に母なるもの」を求める感覚なんて、私は自分の中に自覚できない。
リラさんの「理想の保護者」のイメージってどんなんなんだろう。
ここで、一句。
匂い嗅ぐ
原始の森で
春の闇
もう一句。
春の夜
いやになっちゃう
猫の声
これは メッセージ 16038 (lilasnosakukoro さん)への返信です.
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